直筆の書面で新妻の喜びを明かした早見は、7月に婚約会見も開いている。共通の知人を通じて知り合った一般人男性と2014年から交際。合計4回のプロポーズを受け「このタイミングなら結婚できるかなと心が決まったときに『はい』と返事をさせていただいた」と結婚までの経緯を説明していた。
ももクロは2008年5月結成で、早見は同年11月に加入。サブリーダーを務めたのちの11年4月に卒業を発表。以降は女優へと転身し活躍の場を広げている。
今年1月には、同グループからメンバーの有安杏果が卒業と芸能界引退を発表し大きな話題になった。子役時代から22年間芸能界で活躍していた有安は、“普通の女の子”としての人生を歩みたいと志願。一度、芸能界から離れることを決意したという。
しかし、これまでに有安と他メンバーには“不仲説”があったのも事実。1月のライブをもって芸能界を引退した有安は、発表から引退までの期間はごくわずかであった。当然、ファンたちは混乱。悲しみの声が多く上がった。だが、一方で「やっぱりいじめが原因」「他のメンバーとなじめていないのが分かる」などとグループ内での不仲が脱退の原因ではないかと想像するコメントも相次いだ。
「有安は、グループが始動した後の2009年7月に加入。同じく途中加入した早見とは違い、すでに芸能界で活躍していた有安は、他のメンバーと比べると精神年齢は高め。グループの輪に入れず、孤立しているイメージが強かったという。さらには、デビュー前の苦労を知らない有安にメンバーが冷たく当たっていたという噂もあった。不穏な噂は尽きなかったようだ」(音楽関係者)
有安がももクロに加入した際、実際に“排除”の動きはあったという。「何で今さら(増員)?」と、握手会では有安だけ握手を拒否され、「ももクロは(有安以外の)5人だけだから」と面と向かって文句をつける古参ファンもいたそうだ。その後、早見の脱退を経てグループ名に『Z』が付いた時期にファン層が変化し、ようやく有安がメンバーとして受け入れられるようになったという。
さらに、メンバー間でも意識したのか、不仲が感じられる場面は減少。次第に不仲説は解消されていった。だが、有安の芸能界引退発表を受けて再びネット上では、不仲ネタが盛り上がった。
そんな中、1月に行われた卒業ライブにおいて、残されたメンバーから歌のサプライズプレゼントと、各々からのメッセージを伝えられた後、有安は「私も10周年は5人で迎えられると思ってました。でもこれは4人の、これからのために、こうするしかなかったから」と意味深な発言を放った。
この言葉が物議を醸した。ネット上では「この子がそれを言うのはリアル」「絶対、裏で何かあるだろ」と“疑惑”が浮上。さらには、引退発表直前まで「グループ内でハブられていた」などといった憶測も飛び交い、円満な引退ではないとの見方が強まった。
「結局、残ったのはオリジナルメンバー。ももクロはリーダー・百田夏菜子のために集結したグループという説もある。初期メンバー同士の結束が固いのだろう」(芸能ライター)
グループへの違和感を抱き卒業した早見と、大きな謎を残したまま芸能界を去っていった有安。晴れて一般人になった有安は、現在も自身のSNSを更新している。芸能界への未練を残している可能性も高い。もう一度、有安の活躍する姿を見てみたいものだ。