昨日お伝えしたように、リンジーはこの日の午後1時8分、ショーン・チャップマン・ホーリー弁護士を伴い、無実の答弁をするために裁判が行われる法廷に入った。リンジーは、キンバリー・オービッツがデザインしたボディーラインにピッタリフィットした白いドレス、黒いエナメルのヒールにオーバーサイズのサングラスという格好で入廷した。
リンジーの罪状認否が始まるのを待っている間の様子をある目撃者が、「リンジーはにこやかにしていました。笑ってさえもいました」と語った。
ロスアンゼルス上級裁判所判事キース・シュワルツは、法廷に入ってから15分も経たないうちに、1月22日にヴェニスのジュエリーショップからネックレスを盗んだことで、彼女の執行猶予を無効にした。またホリー弁護士は、それをうけて容疑の見解を撤回してから無罪の答弁に入った。
「私たちはこれらの申し立てに対して、強く否定します。もし、有罪ということになれば、法廷で争うことになるでしょう」
シュワルツ判事は、リンジーに対して窃盗容疑が20000ドルと執行猶予違反が20000ドルという合計40000ドルの保釈金を設定した。リンジーの次回の審問は、ビバリーヒルズで2月23日に開かれる。
またダネット・メイヤーズ地方検事代理から、リンジーと弁護士に対し、彼女が気持ちとしてジュエリーショップ、kamofie&Co.に花を贈ったことで店側が困惑しているので、今後は関わらないで欲しいと要請され、またそれを判事も支持した。
「我々の誤解が無いように、2つのことを言わせてください。重罪が正式に提訴された今、あなたは全く異なった状況にいます」「重窃盗罪に関しては審理中となります。また法を犯すのであれば、再拘束して保釈は認めません。そしてあなたの弁護士は、敗訴するでしょう」とシュワルツ判事は、リンジーに語った。
続けて、「この法廷にいる全ての人間は法を遵守しなければなりません。あなたは他の人と少しも違うところはありません。ですから、調子に乗らないでください。言っておきますが、もうこれからは違ってきます」「私の言っている事が理解できますか?」と判事は語った。
「はい、判りました。裁判官」とリンジーは返答した。その後、リンジーはドアの向こうで再拘束されたが、手錠はかけられなかった。
ロスアンゼルス郡保安官事務所のスティーブ・ウィットモウは、「彼女は午後2時に逮捕されて、2時1分に記録されました。重罪の容疑がかかっていますので、DNA検査を行いましたが、全行程を通して彼女はとても協力的でした」とコメントした。
保釈金を支払った後、まもなくリンジーは釈放された。