その記事のエントリ主は、ツイッターでの発言の頻度が高い人は、リアルではあまり喋らない(or喋れない)人が多い傾向がある、とみている。
「ネット弁慶」というと悪い意味になってしまうが、確かにそういった傾向(リアルで話さない人ほどネットでは多弁)はあるかもしれない。
■「発信はしたいけど、する内容がない」というジレンマ
ツイッターに代わる情報発信ツールとしては、はてなダイアリーなどのブログや、mixiなどのSNSがある。普段口下手な人でもブログやmixiなら雄弁にエントリや日記も書ける、という場合も多いだろう。だが、「mixi疲れ」などの現象に見られるように、次第に「書くネタがなくなってくる」という問題が発生する。
それでも何か書いて他人とコミュニケーションをとりたいときに役立つのが、「何気ないつぶやき」を連続して書き込めるツイッターだ。
■ビジネス雑誌の「ツイッター活用特集」は役に立つか?
ところで少し前まで、『ダイヤモンド』『週刊東洋経済』などのビジネスパーソン向け雑誌では、「ツイッターをビジネスに活用しよう!」という特集記事がよく掲載されていた。
日本のツイッター界で巨大な影響力を持つ、堀江貴文さんや勝間和代さんも、ビジネスや人脈作りにおけるツイッターの重要性を、著書などで指摘している。
しかしツイッターの利用者の多くは、自分の気持ちや活動の記録を書きとめたり、つぶやきで自分の中に溜め込んでいるものを発散したり、友達と気軽にコミュニケーションをとりたい人たちだ。
またツイッターは他のwebサービスに比べ、「慣れるのに時間がかかる」「良さがわからない人もいる」ことも多い。ビジネス雑誌で語られているように効率的にビジネスに役立てることは、結構難しいのかもしれない。(小山内)
【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/