やたらやさしく仕事を教えたり、無意味に微笑むこともしばしば。新入社員歓迎会では「ここ空いているよ」と隣の席に座らせ、集中的にコミュニケーションをはかります。奥さまとの“お小遣い春闘”でもゼロ回答をくらったオヤジは、すっかり無料キャバクラ気分。これくらいは許されていいような気もしますが、そのうち相手にされなくなり、陰で「クソ課長」「エロ部長」と呼ばれるはめになります。
では、酒の席で新人OLとどう接すればいいのか? ここは会話で人生経験豊富なところを見せつけましょう。「学生時代はどんなアルバイトをしていたの?」程度の軽い質問から入り、男女関係の話や下ネタは厳禁。いまどきの若い女性は性にあけっぴろげなため、本来そのへんの話題はストライクなんですが、会社の上司にどこまで話していいか判断がつかないのです。自分のバイト失敗談や趣味の話などを短く交え、話しやすい空気をつくってあげます。
相手は新社会人となった気負いからガチガチです。ブラひもをそっとはずすように緊張をほぐしてあげましょう。ただし、本当にはずすとセクハラ解雇の道が待っていますので注意してください。(ジゴロライター・紫三太郎)