対戦相手は未定で吉田自身は「特に希望はない」ということもあり、現在は「3、4人の外国人選手の中から絞っている。ストライーの方が面白いかな」(WVR國保尊弘広報)と詰めの段階に入っているという。
旗揚げ戦に続き、戦極での第2戦が決定した吉田。バーネット戦の敗戦後は「4月に入ってから」練習を再開し、コンディションは問題ない。そればかりか、吉田は短期間の間に大幅な進化を遂げている様子だ。
4月からは吉田道場にボクシングのトレーナーを週3回招き、パンチに磨きをかけているという。かなりの手応えを得ているのか、「1度くらいKOしてみたいッスね」と自身初のKO勝利まで口にした。トレーニング中には相手をグラつかせることがしばしば。そればかりか時にはなぎ倒すこともある。実戦でのKOはいまだないとはいえ、練習の中ではすでに幾度となくKO勝利のシミュレーションは完成している。
前回は発注の手違いで「重たかった」と胴着に不備があったものの、今回は「軽めの胴着を用意してある」とよりパンチが生きるこだわりの胴着を準備しているという。
「今度は自分が納得できる試合をしたい」と意気込んだ吉田。豪快なKO勝利での復活を目指す。