加藤と言えば『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)で“狂犬キャラ”として大ブレーク。今の小学生や中学生にとっては想像もつかないであろう粗暴さで、番組内を暴れ回っていた。それはプライベートでも変わらないようで、加藤は数々の伝説を残している。
『めちゃイケ』の前身番組のメンバーを決めようと、総監督の片岡飛鳥氏が芸人と面談していた日のこと。当時20代前半だった加藤は、ロングコートにサングラスをして現れ、片岡氏をにらみ続けていたという。
また、今田耕司、常盤貴子、「とぶくすり」のメンバーもレギュラー出演していた『殿様のフェロモン』(同)では、後輩のよゐこ・有野晋也を楽屋の前で見張りさせ、某セクシー女優に口で奉仕をさせていたと言われる。
よゐこ・濱口優には「コンパをしたい」と女性を呼ぶだけ呼ばせて「やる気がなくなった」と急遽中止に。「女性が集まっているから」という濱口に、自宅のインターフォン前までメンバーを呼び、女性を一人ずつ立たせ「今日は無理」と言い放ったこともある。
元バスケット選手であるデニス・ロッドマンと共演した際には、横でずっとにらみ続けて「殺すぞ」と言われたという。加藤が繁華街の駅前にクルマを停めていると、薬物の売人に声をかけられたりとテレビで数々の伝説が語られている。
「特に女性には強く、アツアツのチャーハンを顔面に投げたり、月亭方正の彼女にボディプレスをしたりと、今では考えられないことをやっていました。番組でも、高島彩(当時フジテレビアナウンサー)にキャメルクラッチ、渡辺麻友に顔面キックを食らわせたりとやりたい放題。今やると完全にアウトなことばかりです」(エンタメライター)
結婚してからその“狂犬ぶり”が鳴りを潜めていると言われているが、『極楽とんぼKAKERUTV』(AbemaTV)では、その片鱗をのぞかせる場面もある。年齢を重ねてマイルドになり、臆することなくズケズケ言える司会者になれたのかもしれない。また番組で暴れる彼を見たいものだ。