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前所属事務所から離婚を“強制”されていた沢尻エリカ

 主演映画「ヘルタースケルター」(7月14日)の公開を控える女優の沢尻エリカだが、先週まで2週に渡り「週刊文春」(文藝春秋)が薬物検査で大麻について陽性反応が出たことを理由に専属契約を解除されていたことを報じ、沢尻が無期限の活動休止状態であるため公開が危ぶまれている。

 そんな沢尻について、発売中の同誌が前所属事務所から、現在も離婚騒動で渦中の夫でハイパーメディアクリエイターの高城剛氏との離婚を“強制”されていたこをと報じている。

 同誌はすでに、入手した09年9月末で契約解除された際の通知書について報じているが、同年12月に代理人を通じ、前所属事務所と合意書を取り交わしていたという。その書面にはギャラなどの残務処理などについて明記されているほか、沢尻が芸能活動を再開する際に同社関連会社が支援を行う場合の条件を提示。「薬物使用・所持の禁止」、「薬物検査に応じること」などとともに、「高城剛氏との間の婚姻関係が解消されていること」と半ば離婚を“強制”しているのだ。

 「沢尻は高城氏と09年1月に結婚したが、それ以前に高城氏と交際を開始してから、沢尻は事務所のコントロールがまったく効かなくなり、挙式・披露宴の取材対応なども高城氏サイドが仕切った。そのことに対して前事務所は不快感をあらわにし、素行不良の原因も高城氏になすりつける形にしたかったのでは」(芸能プロ関係者)

 契約書で離婚を“強制”することについて、芸能プロなどの有料職業紹介事業者などを所管する厚労省の担当者は同誌に対し「通常は(離婚の強制は)指導対象になる。芸能プロだからいいということではない」とコメント。

 裏を返せば、沢尻はそこまでしてマネージメントするほどの“商品価値”があったということか?

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