議論の元となったのは写真集の出版に先駆けて公開された収録写真のサンプル画像。ここに挙げられた各種画像で、彼女の腕に傷跡のような物が写り込んでおり、場所が場所だけに「もしかしてリストカットの傷跡では?」として注目を集めているのだ。
デビューしたての頃から、ローティーンらしからぬ際どい水着姿や過激なポーズを披露し、話題となった。しかし、各種グラビアで見せる大胆な姿に比べて彼女の内心は実に繊細な物だったと撮影などで現場を同じくした関係者は語る。
もともとインドア派で自分でもオタクであることを語ったり、また私服がゴスロリなどの黒系。好みなども一風変わっているため、グラビアで見せる姿とのギャップに萌えるファンは多かったが、彼女自身は自分の内面と、大きくかい離したグラビアアイドルとしての仕事に、内心じくじたる思いを抱えていたようだ。
前述の関係者いわく、真面目な彼女は常々過激すぎる自分のグラビアの内容に「本当にこれで良いのだろうか」と悩んでいたと言い、また最近のアイドルやグラビアアイドルがどんどん低年齢化し、格好も過激になっていくのは自分自身のせいではないかと思い悩むことも多かったようだ。仕事に関する悩みを誰にも言えず、引退を宣言してからは話せる相手も減って思いあまって…という事は容易に考えられる。
しかし、それとは反対に「単純に猫を何匹も飼っているのだから、引っかかれただけでは?」とする説もある。確かに、猫のひっかき傷は時に存外に深くて跡が残ったりすることもままある。
果たして、彼女の腕の傷は何から来るものなのか。引退した後の彼女には、せめて心安らかに過ごせる日がやって来て欲しいものである。