その始祖とも言えるのが「女子競輪」だ。この女子競輪は1949年から1964年まで存在、最盛期には600人以上の選手が在籍していた。だが、スポーツの世界に欠かせないスター選手の数が極端に少なかったことや、当時は女子プロスポーツの注目度が低かったことなどから人気は低迷し、ついには廃止されてしまう。その後、復活の話がたびたび持ち上がったものの20世紀中の実現には至らなかった。
だが、2012年に開催されたロンドン五輪で女子ケイリンが正式種目となったことから、復帰の気運が一気に高まり、2012年に「ガールズケイリン」と名称を変えた上で本格的に復活。日本中を熱狂させたなでしこジャパンをはじめ、近年は女性プロスポーツ選手の活躍がめざましく、中にはアイドル的な人気を獲得する選手も。業界の活性化はもちろんのこと、将来のメダル候補生を育成できるという点においても、ガールズケイリンが果たす役割は大きい。
そんなガールズケイリンだが、今月24日に高松競輪場(高松記念2日目の第11レース)を舞台に特別レースである「ガールズケイリンコレクション2013」が幕をあける。注目の第1回高松ステージでは、初代ガールズグランプリ覇者である小林莉子選手をはじめ、実力者7人が激突。
これから俄然注目が集まりそうなガールズケイリン。美女たちの熱いレースを見逃すな!