海外からは日本語の習得は難しいと言われているが、外免切替の試験はイラストが付いており、日本語を理解していなくても正解することはできる。実際、知識確認の合格率は9割だった。もちろん、路上では日本語の案内より記号での案内の方が多い。しかし、日本語が必要な場面も多く、日本語の理解度は必要となる。
滞在状況についても、現行制度では、観光客が滞在しているホテルを住所として外免切替できる。新制度では住民票の写しが必要となり、短期滞在者は切り替えができなくなる。
ネット上では、「当たり前すぎる」「早期実施をお願いしたい」「今までのも取り消しを」といった意見や、「この見直しの報道が出てから既に駆け込み取得者が相次いでいるのに10月施行なんてお花畑にも程がある」「それまでは外免切替をストップしてはどうか」「最低でも日本人と同じ試験内容にすべきでは」といった声も上がっている。
新しい制度は10月からの開始を目指すとのことで、必ず実施されるとも書いていないため、選挙前アピールという声もある。2024年に話題となった外国人運転による事故。すぐやれとの声もあるが、たとえ遅くとも、やらないよりははるかにいいだろう。あとは目指すだけでなく、新しい制度として確立することを祈るばかりだ。