>>全ての画像を見る<<
自身の歩みを綴った同書の発売に、TAIGAは「夢が一つ叶ったなって。ずっとやりたかったこと。今年に入ってようやく夢がひとつひとつと叶っていっているんです。一生残る宝物がまた一つできました」と感想を述べ、「47歳で売れているとは言い難い状態。もうあちこちで馬鹿にされてきましたが、その中で友人や家族に支えてもらったことには感謝しかありません」と話す。
ぺこぱに対しては「一から教えてやった。色々」と先輩風を吹かすも、「僕のライブの前説をやっていたんです。当時は目も当てられないほどネタが全然で。それがその後、売れてしまって。売れてからも律儀にあちこちで僕の名前を出してもらって、それで俺も仕事が増えて……。売れない頃に3人で打ち上げをして、『いつか一緒に番組やろうね』って話したのが懐かしいです」と話す。
松陰寺も同書を読んだと言い、「奥さんとのプロポーズの描写がいいなと思いました。ドラマ化してもらうなら誰に主演して欲しいですか」とTAIGAに記者席から質問。「キムタクや松潤さんはどう?」とTAIGAが答えると、「生意気な」と舌打ちして会場を笑わせる。松陰寺はさらに会見で、TAIGAのトレードマークであるリーゼントにも注文をつけ、「本人はそのつもりはないでしょうけど、ちょっと(作り方が)こなれてきてますよね。リーゼントが日に日に低くなってきた」とツッコミ。随所で愛ある横槍を入れて、TAIGAと押し問答を繰り広げる。
松陰寺は「当時、僕らのネタはTAIGAさんくらいにしか聞いてもらえなかった。お笑いも教えてもらいました。人生経験は豊富な方で、この本はすごく参考になると思います。後輩のアドバイスは的確な方。だけど、唯一自分は見えていない。それがTAIGAさんです」と述べ、「師匠です。僕は特にネタを作るのもTAIGAさんに相談して作っていたので、それで良かったなと今は思っています」としみじみとコメント。
シュウペイも「実力はある方。メディアが気づいてくれさえすれば売れると思います。個人的にはいつも心配してるんです。TAIGAさん生活できてるかなって。気にかかる先輩という感じです。定期的に会いたいなと思える存在です」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)