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「牛乳と言えばミルクボーイ。ピンチと聞いて駆け付けました」(内海)。酪農業界の危機を救うため、ミルクボーイが立ち上がった。トークセッションでは、ほとばしる牛乳愛を披露。内海が「そらもう恩人ですよ。牛乳がなかったらコーンフレークはないわけですから」と話せば、駒場は「名前がミルクボーイで、いろんな運命がつながっています。牛乳が導いてくれました」と浅からぬ縁を明かした。
CMでは牛乳そのものを演じるミルクボーイ。ボディビルダーとして知られる駒場は「牛乳を何回も飲ませてもらって、仕事でタンパク質が取れていいなと。何テイク失敗しても、何回でもやり直しますよという感じ」と撮影で牛乳を堪能した。「規定量より少なめに牛乳を入れるプロテイン牛乳が好きです。スムージーみたいになるんですよ。栄養バランスが全然違いますね。コーンフレークと同じで、よりでかい五角形になります」と効果を強調した。
イベントでは全国をオンラインで繋ぎ、ミルクボーイの音頭に合わせて一斉に乾杯。これまでの最高記録は340人で、ギネス世界記録の認定員が見守る中、見事357人で新記録を達成した。「今晩は牛乳でお祝いしたいと思います」(内海)と喜びつつ、「追われる立場になりましたから」(駒場)とライバルを警戒。コンビ名で得している自覚もあり、内海は「和牛さんとかCOWCOWさんに取られないように、後輩でミルクがついているコンビがいたら改名するように思っています」とえげつない対策で笑わせていた。
酪農業界は配合飼料価格や流通コストが増加する一方、仔牛の価格が下落し、需給バランスが崩れる危機的状況。コンビの危機を聞かれて、内海は「ずっと角刈りにしてますけど、散髪に行ったら切ってくれてるおっちゃんから『ちょっと頭が薄くなってるから、あと2年やな』と言われた」と頭髪の危機を告白。駒場は「前に大阪でおばちゃんから『応援してるよ。コーンビーフ』って言われて。牛とコーンだから全部混ざってるんです。M-1で優勝したのにコーンビーフって言われるんや。まだまだ頑張らな」と危機感を抱いたと語った。
(取材・文:石河コウヘイ)