49歳の最年長で夢のM-1舞台に立てたのは、錦鯉の長谷川雅紀。相方の渡辺隆とともに独身で、結婚経験はゼロ。長谷川は、遠距離恋愛中の交際相手がいることを公言しているが、女性は元お笑いファンだったという。
「知人の紹介で出会ったそうです。現在は関西方面に住んでいるお相手とは、遠距離恋愛で4年も続く不思議な関係。最初に、『今度、一緒にごはん行こうか』と誘ったのは長谷川さんの方で、2か月間はほぼLINEだけのやりとり。初デートで電話番号を交換したら、自分の番号の下6桁が彼女の生年月日だったことで運命を感じたとか」(週刊誌の芸能記者)
>>人気沸騰中の錦鯉の長谷川の元相方は非業の死を遂げていた<<
納豆キムチマヨネーズや、米は硬めが好きなど、食の好みが同じだったことも親近感を抱いた理由。しかし、2人だけで会った回数はたった7回。芸人仲間からは、交際そのものを疑問視する声が挙がっている。M-1以前は慢性的な金銭苦だった長谷川に彼女は、誕生日プレゼントで布団を送るなど献身的。風呂なし・エアコンなしのアパートに住んでいる長谷川から手づくりカレンダーをプレゼントされて喜ぶなど、芸人を支える女性としては申し分ない。長谷川には、結婚の意思があるという。
数少ない女性ファンと結婚したM-1芸人もいる。ミルクボーイの内海崇だ。19年のM-1で、歴代最高点となる681点を叩き出して優勝。多忙になってもなお、活動拠点を地元の関西から移さず、板の上でサンパチマイクを挟む生き様を貫く。ブレイク前から、ファンの9割近くは男性。数える程度しかいなかった女性ファンと、9年間も愛を育んだ。
「好感を持てたのは、婚姻届を提出したのが大阪市内の天王寺区役所だったということ。かねてから、吉本興業の所得だけで給料が3か月連続で30万円を超えたら結婚すると公言していましたが、M-1効果で余裕で突破したみたいです」(前出・芸能記者)
内海は10年に、ファンにサインを入れたM-1のエントリーシールをあげている。その子が、「あやのちゃん」こと奥さん。優勝するまでの9年間、当時の彼女、現在の妻は大事に持っていたのだ。
M-1で爪痕を残すと、もれなく私生活が充実する。来月、運命を変える芸人は何人現れるか。
(伊藤由華)