1月7日の鶴見大会で、大仁田組は大仁田の個人事務所「株式会社大仁田屋」が保有する電流爆破の商標権と役職を懸けて、高木三四郎(社長)、彰人(副社長)、高尾(ドロップキック店長)と激突。大仁田が高尾から勝利し、DDT乗っ取りを宣言。その要求が通り、この日のDDO旗揚げ戦に至った。試合形式は新アイテムの電流爆破邪道ミサイルに加え、電流爆破バット、電流爆破有刺鉄線ボードが追加された。邪道ミサイルは起動スイッチを押すと、カウントダウンが始まり、30秒後に発射されるもので、既出の邪道ロケットより3倍の威力があるという破壊力。
試合は開始早々、大仁田とHARASHIMAが場外で大乱闘を展開。リングに戻ると、HARASHIMAが大仁田をイスに座らせ、高尾が電流爆破バットで一撃。勝俣が邪道ミサイルの起動スイッチを押すと、ミサイルが猛スピードでロープをつたって飛んできて、リングにいた6人全員が被爆。HARASHIMAと小嶋がコーナーでの攻防になり、HARASHIMAが蹴り落して、小嶋が電流爆破有刺鉄線ボードに落下。学生時代、故ハヤブサさんにあこがれていたHARASHIMAが大仁田にファイアーバード・スプラッシュを見舞うも、勝俣がカット。大仁田がHARASHIMAに緑の毒霧を噴射しDDOを一閃。ここでメガネをかけた平田が電流爆破バットを手に起動スイッチを押して踊り出す。大仁田もメガネをかけて平田のダンスを制止。大仁田が平田を羽交い絞めにしたところに、勝俣が電流爆破バットをフルスイングすると大爆発。勝俣が平田から3カウントを奪っている。
試合後、高木が現れると「まだ電流爆破の商標はあきらめてない。大仁田さん、米国からジャネラがあなたと戦いたいと言ってるんです。だから大仁田さん、商標を懸けてDDTとDDOの全面対抗戦。俺はジャネラと組みます。あなたは勝俣と組め。4月16日、新潟でどうですか?」と迫った。ここで小嶋も参戦要求をすると、高木はセコンドにいた正田壮史を見つけ、「正田!さっきの試合で負けて、気合入ってねぇんだよ。上がれ。大仁田さん、コイツは3か月でデビューして、若手のリーグ戦で優勝して、今度ハリウッドに行くんですよ。期待のホープです。オマエは邪道が足りない。やるんだな!」と参戦命令。正田が「俺は入門した時から邪道でしょ」と言うと、大仁田がバケツの水を正田にぶっかけて、事実上の対戦受諾。これにより、4.16新潟での電流爆破6人タッグ戦が決定。大仁田組は4月16日、新潟・万代島多目的広場大かま大会で、高木、ジョーイ・ジャネラ、正田と電流爆破でDDT対DDOの全面対抗戦に臨む。
◆DDO◆
『ドラマティック・ドリーム・オーニタ~DDO旗揚げ戦~』
2023年3月19日
神奈川・鶴見青果市場
観衆 282人(超満員)
▼Jadoアラート発令!電流爆破邪道ミサイル6人タッグデスマッチ(30分1本勝負)
大仁田厚&○勝俣瞬馬&小嶋斗偉(13分55秒 体固め)HARASHIMA&高尾蒼馬&平田一喜●
※電流爆破バットフルスイング
(どら増田)