秋山は王座奪取後、これまでにスーパー・ササダンゴ・マシンと「トントン相撲&トントンプロレス&通常ルール」、アントーニオ本多と「モノボケデスマッチ」、彰人と「環境利用闘法マッチ」と変則ルールで3回の防衛を記録しており、4度目の防衛戦の相手に愛弟子の鼓太郎を指名。ルールは通常ルールを指定している。
秋山の逆指名を受ける形で挑戦する鼓太郎は「今回の戦いはこの団体でやっていく上で、ベルトがあった方が発言力もある。それより、高い壁である秋山準を超える。今こそ超える時だと思ってます」と秋山超えを高らかに宣言すると、「(いろんな団体で)ベルトがない状態で何を言ってもダメ。チャンピオンとしての発言こそ、生きるのかなと思います」とDDTでの発言権を得るためにもベルト獲りは必要不可欠と思っているようだ。
秋山は「いろいろなルールでやってきましたけど、ようやくプロレスルールで鈴木鼓太郎。彼には痛い三沢光晴さん譲りのエルボーがあるんで。僕の左首が痛くなるのが懐かしく思うんでしょうけど、懐かしいとばかり言ってられないんで、今の僕の最高の力を出して叩き潰してやります」と師匠超えを許さないためにも力で実力差を見せ付けたいという。
最後に挑戦者に鼓太郎を指名し、通常ルールを選択した理由について、秋山は「なかなか彼とシングルできる機会もないと思うし、ベルトを持っていればこそだと思う。通常ルールは鼓太郎とやるのに、ほかの小細工はいらないと思うから」と答えると、鼓太郎は「今持ってる自分の全てをぶつけたい」と全力でぶつかって行く気持ちを明らかにした。
(どら増田)