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猪瀬元知事「日本は異常な国」「第二次世界大戦下と変わらない」マスク外さない人を猛批判し物議

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猪瀬直樹氏

 元東京都知事で作家、日本維新の会所属の参議院議員である猪瀬直樹氏が、3月13日のツイッターでマスクに苦言を呈し、物議を醸している。

 猪瀬氏は「3月13日、マスク解禁のはず。小雨で花粉も飛んでいない。にもかかわらず9割が路上マスク。だから不気味なんだよ、花粉症の人が2割か3割いてマスクしたとしても9割にはならないんだよ」と猛批判。続けて、「個を滅して同調圧力に進んで身を投じる日本人、第二次世界大戦下と変わらない。眼を覚ませ!」とツイートした。

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 猪瀬氏はかねてより、過剰な新型コロナウイルス対策に批判的な立場を取ってきた。マスクは任意での着用となったにも関わらず、マスクをし続ける人が多いことに苦言を呈した形だ。

 これには賛否両論が多く寄せられ、タレントのラサール石井が14日のツイッターで「うざ。気持ち悪。同調圧力ってそっちが『マスク外せ』圧力じゃないか」と苦言を示すなど、反響を呼んだ。

 猪瀬氏自身も、書き込みに対して寄せられた意見を引用リツイートする形で紹介。その中には「本当に3/13でもマスク着用率が変わらないことを見て残念、無念しか浮かびません。せめて子どもには強制しないでほしい」「予想していたとはいえ、本当に不気味です」といった自身に賛同する声を多く取り上げている。

 一方で、猪瀬氏の書き込みに対しては「『自由』なんですから、していてもしてなくても あれこれ気にしすぎじゃないでしょうか」「これを言うのは1か月か2か月早かったですね」といった慎重な立場からの意見も聞かれた。このほか、「不気味などと言われる筋合いはありません」「目を覚ませと、他者に強要する時点で、目覚めはないかと」といった猪瀬氏の発言をたしなめる声も聞かれた。

 これらの意見を受け、猪瀬氏は3月15日未明のツイッターでは「日本は異常な国。マスクを外してもよい、と言っても外さない」「花粉症の方がマスクするのはどうぞご自由に」などと挑発的なツイートを行っており、こちらも議論を呼び起こしそうだ。

記事内の引用について
猪瀬直樹氏のツイッターより https://twitter.com/inosenaoki
ラサール石井のツイッターより https://twitter.com/bwkZhVxTlWNLSxd

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