13日に墨田区の60代女性がひとり暮らしする住宅で発生した強盗事件。家に2人組の男が押し入り、女性の手足などを殴るなどし、室内を物色したとのこと。
報道によると、女性は手足を縛られた状態で「殺される」と思い、犯人の手をかじるなどして抵抗したという。女性は腰の骨を折るなど重傷だが、命に別状はないという。
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この事件についてMCの宮根誠司は「女性がひとりで複数の男性が入ってきたときに、抵抗するのがいいのかどうか考えてしまうところですね」とコメント。
さらに日本犯罪心理学会正会員だという丸岡は、「犯罪心理学的によく言われるのは、万が一こういう被害に遭ったときに、犯人に対し『絶対挑戦的にならないこと』っていうのはよく言われるんですね」と指摘した。
また、丸岡は「(盗まれて)すごく悔しいというのはよく分かるんですけど、それよりも一番やはり大事にしなければいけないのは命」といい、「万が一、特に女性の高齢者の方などが同じような被害に遭われた場合は、絶対に挑戦的にならない、犯人を逆上させない」と断言。「今回は本当に命に別状はなかったからよかったですけど、その点は本当に考えていただきたい」と話していた。
なお、この日リモート出演していた元埼玉県警捜査一課の刑事・佐々木成三氏は今回の事件について現場が密集地であること、被害者が大声を出したこと、犯行時間が10分間であったことを指摘。犯人が捕まるリスクを考えて犯行時間が短くなった可能性があることを説明していた。
宮根や丸岡の発言にネット上からは、「被害者に落ち度があるかのような言い方はどうなのか」「実際に襲われてそんな冷静なことできるのか」「90代の女性でも殺されてるのに絶対抵抗しないは難しすぎる」「若い男の犯人なら抵抗しなくても見つけた時点で暴行してくるのでは?」「殺されそうになってるかもしれないのに抵抗するなとか言われてもな」といった疑問の声が多く集まっていた。