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『ミヤネ屋』、伊藤容疑者の父取材で物議「放送するべきじゃない」バッシング加速で番組に疑問の声

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画像はイメージです

 21日放送の『ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、死亡した妻に暴行していたとして夫が逮捕された事件を報道。番組で、夫の父親にインタビューを行い、加害者家族へのバッシングの原因となっている。

 19日に横浜市内に停車中の車の中で発見された26歳の女性。逮捕された夫の伊藤裕樹容疑者は、自宅で妻と口論になった後に暴行を加えたとみられている。伊藤容疑者は妻に異変が生じた後、知人に「妻に暴行して大変なことになった。これから妻を乗せてそっちに行く」と電話し、妻を車の後部座席に乗せて知人宅へ向かった。

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 その後、知人から連絡を受けていた警察が路上で伊藤容疑者の車を発見。妻は駆けつけた救急隊によってその場で死亡が確認された。なお検視の結果、妻の全身には殴られたような痕があったとのこと。伊藤容疑者はその後、傷害の疑いで逮捕・送検された。

 番組では今回の事件の概要を報じつつ、伊藤容疑者の父親を取材したVTRを放送。容疑者の父親は、被害者となった妻を呼び捨てで呼び、「本当、バカなことをしてくれたなと思って」と胸の内を明かした。

 父親は、伊藤容疑者から夫婦げんかがよく起こることを聞かされていたと明かしたものの、暴行については「(息子が)そんなことをするようには全然思えなかった」とコメント。「もっと何かできなかったのかなと思って、うちらが。そうなる前に……」と話し、「すごいショックですよ。向こうの親御さんにもなんて謝罪していいか……」と困惑したように明かしていた。

 またその後、はいていたジーンズに手を突っ込み、逮捕直前の伊藤容疑者から、自身の娘に宛てて電話が掛かってきたことを明かす場面も。父親によると、伊藤容疑者は「死にたい」と言っていたそうで、父親は「ただごとじゃないなと思って」と話していた。

 しかし、この父親の言動にネット上からは「バカなことどころじゃない」「息子が人殺して取材受けてる父親の態度じゃない」「ポケットに手を入れるな」「どう謝罪してもあかんやろ」「自分の息子が殺した嫁を呼び捨て?」といった批判が殺到する事態に。

 ネット上からは、「加害者家族のバッシング煽るのやめなよ」「加害者の親のインタビューなんて流すべきじゃない」「放送するべきじゃない」といった番組側への苦言も集まっていた。

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