今年の本拠地開幕戦で始球式に登板するのは、ジャニーズ事務所の人気アイドルグループ「なにわ男子」の藤原丈一郎。芸能界屈指のバファローズファンと公言しており、ファンからの支持も高く、関係者によると“丈くん”効果で集客もアップしているという。そんな藤原が、昨年に続き二度目の本拠地開幕戦始球式の大役を務める。
さらに、フジテレビ系「ワイドナショー」でバファローズが取り上げられた際、熱弁を振るった藤原に「藤原くんと一緒に観に行きたい」と話していた日本を代表する雅楽師の東儀秀樹と息子の東儀典親による国歌演奏も行われる。二人は、国歌演奏に加えて試合前セレモニーで球団応援歌「SKY」も演奏するという。東儀は自身のツイッターで「SKY」を演奏した動画をアップしたところ大きな反響があった。
藤原は「この度、2年連続で本拠地開幕戦の始球式をさせていただくことになりました。昨年、パ・リーグ2連覇、そして日本一になったオリックス・バファローズさんの勢いに負けないような投球をします!球場に足を運んでくださった野球ファンの皆様の前で緊張しますが、プロ野球を盛り上げられるように精一杯頑張ります!」と意気込んでいるが、春季キャンプを訪ねて強化練習も積んだだけにピッチングにも期待したい。
東儀は「藤原丈一郎くんの情熱に巻き込まれてオリックス・バファローズにとても興味が湧きました。今回、息子東儀典親とともに国歌を演奏させていただくことになり、とても光栄です。そしてさらにオリックスの応援歌「SKY」の演奏もさせていただきます。以前SNSで投稿したところ、とても多くのオリックスファンの方からありがたいメッセージと応援の声をいただきました。今回はそんな皆様に恩返しの気持ちと、さらなるオリックスの躍進への祈りを込めて演奏したいと思います。日本の野球界と日本の伝統文化がこのような接点で、ともにより広く発展していくことを感じてワクワクしています」と語り、プロ野球との文化交流の場としても楽しみにしているようだ。
オリックスでは、昨年より始球式のゲストに力を入れており、シーズン中のゲストにも期待したい。
(どら増田 / 写真・球団提供)