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DeNA・藤田「横浜で優勝したい」 チーム最年長の大ベテランが奄美で若手にもたらすもの

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藤田一也

 鹿児島の奄美大島で行われているB班(二軍)の春季キャンプ。15日からは早くも第4クールに突入し、各選手は着々と開幕に向け調整を進めている。

 その中でも若手に交じり、軽やかな動きを見せているのが大ベテランの藤田一也だ。

 藤田は昨年、一軍キャンプスタートしながらも序盤にけがを発症。本人も「痛かった」と後悔するほど、10年ぶりの古巣復帰の出だしから歯車が狂ってしまった。しかし今年はコンディションに問題はなさそうで、全てのメニューを黙々とこなしている。

 グラウンドでノックを受けるとさすがのグラブさばきでボールを操り、バント練習でもミスなく見事に打球を殺し続ける。室内のティーバッティングでも徐々に強度を上げていきながら右左中央と自在に打ち分け、バットコントロールの巧みさも光っていた。第4クールからは特打もメニューに入り、実戦に向けての練習にステップアップしていく予定だ。

 また昨年はコロナの影響で選手間のコミュニケーションにも規制が設けられていたが、今年はだいぶ緩和されてきたこともあり、経験豊富なベテランのB班スタートは若手にとって何かをつかむチャンスとなりそう。実際に同じく奄美スタートの大和と宮崎敏郎と3人でキャッチボールを見ていた若手からは「全てが違う。全部胸に来るし、捕り方も柔らかい」との声も漏れており、たたずまいだけでも学びがある。

 楽天時代から「聞かれたら教える。なにか一つでもその選手にプラスになれば」の姿勢はベイスターズに入っても不変。自主トレでも蝦名達夫が志願して同行し、昨年も数名の若手が教えを請うた。ファームでアドバイスを受けた宮本秀明が一気に成績を向上させるなど、日本一、レギュラー、控え、代打など全てを経験した生ける教科書の教えは的確だと証明した。今年41歳となるチーム最年長の存在感は、プレーだけではない。「横浜で優勝したい」。2005年から思い続けていながら、未だ達成されていない夢に向かって、プレーのみならずアドバイス面でも愛するベイスターズのために全てを注ぐ。

文・取材・写真 / 萩原孝弘

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