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襲撃被害の宮台教授、スタジオ初出演「1%のラッキーで生き残った」医師から言葉を明かす

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大竹まこと

 2月15日放送の大竹まことがパーソナリティを務める『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送)に、東京都立大学教授で社会学者の宮台真司氏がゲスト出演した。

 宮台氏は昨年11月、大学構内で面識のない男性から襲撃を受けた。退院後の12月21日に、同番組にリモート出演していたが、今回はスタジオ出演となった。

 ​>>襲撃された宮台教授、日常的に脅迫あったと明かす「油断しなきゃ良かったと反省」大竹まことラジオに出演<<​​​

 宮台氏の襲撃犯である41歳の無職の男性は、事件後に自殺していたと2月1日に明らかになった。そのため前回出演時は、捜査上の問題から話せなかった襲撃の実情も宮台氏の口から生々しく語られた。

 宮台氏はほっぺたに深さ約4センチの傷を負い、「あと0.1ミリで表情筋がやられて後遺症が残った」と説明。また、犯人は2つの武器を保有していたと説明。宮台氏は「(まず)オノのようなもので襲撃、途中から僕の心臓を狙ってひたすら突いてくる時にはおそらくナイフのようなもの」を使用していたと明かした。

 さらに、宮台氏は膝にも深い傷を負ったが、「大動脈に刺さっていたらやっぱり失血死している」「もう少し下の方だったら靭帯をやられてかなり後遺症が残った可能性がある」とし、治療にあたった医師からも「1%のラッキーでこうなった」と説明されたという。宮台氏は「武術がなければ殺されてました。間違いなく。でも僕はミスを犯しているし、それでも生き残っているのはラッキーなんですよ」と自身の立場を冷静に分析していた。

 また、宮台氏は自殺した襲撃犯の男性の人物像については「非常に周到に証拠を隠滅しているんですね。しかし、ある程度の資料はある。それから見ると、極めて反知性主義的、学者、知識人を憎んでいる」と明かした。

 これには、ネット上で「宮台さん、すごく落ち着いて話せているのがすごい」「ラッキーでも何でも宮台さんが生きていてくれて本当に良かったです」といった声が聞かれた。

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