この日の放送では、1995年の秋に警察関係者から連絡をもらい、幹部にレクチャーを行い、「オウム真理教の次は統一教会の摘発に入る」と伝えられたエピソードが取り上げられ、摘発は「政治の力」で取りやめとなった経緯が語られた。
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さらに有田氏は、2007年の旧統一教会の内部文書の内容も暴露。有田氏は「1か月に15億6025万円が、日本の教団から韓国の教団に送られているんです。その中の日本で何を使うのかというところで『対策』という費目があって、毎月1億円の予算があった」と暴露。これを有田氏が教団内部の幹部に近い人に「何に使っていたのですか?」と訊くと、「裁判対策と警察に強い国会議員対策のため」と回答を得たという。
これには、有田氏は「わけわかんなくて。毎月ですよ。1年間見たら少ない時で8000万円。だいたい1億円の毎月の予算があって、警察に強い国会議員の対策。どうやってそのお金使っていたかが、いまだ謎、闇なんですね」とも話していた。かなり大きな金額が、国会議員対策に使われていたのは確かなようだ。
また有田氏は、現在議論に取り上げられている旧統一教会の宗教法人資格の剥奪に関しては「宗教法人格が剥奪されて、任意団体になってしまうと、過去の霊感商法の被害なんかを、統一教会に『返してくれ』という責任がなくなっちゃうんですよね」とも指摘し、難しい問題であると語っていた。
これには、ネット上で「毎月1億円使っていたっていうのは驚きだな」「まだまだ新しい事実がこれから出てきそう」といった声が聞かれた。