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分科会小林氏の発言に「自殺を盾に取るな」の声 玉川氏は「国が補償する方法は考えない?」と追及

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 21日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、同局解説員の玉川徹氏と、政府分科会メンバーの慶応大学教授・小林慶一郎氏が新型コロナウイルスへの対応をめぐり、議論を展開した。

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 この日、番組では分科会の尾身茂会長が19日に会見で、今後の感染対策について「人流抑制ではなく、人数制限がキーワードになる」と発言したことを報道。さらに尾身会長は「ステイホームや店を閉めること、外出自粛などは必要はない」とも発言していた。

 玉川氏は番組で「今回の対策は、『感染の容認はできない』と言いながら、感染力がオミクロン(株)より弱かったころよりも緩い対策になっている」と苦言。さらに尾身会長の一連の発言にも、「ステイホームを唾棄(だき)するような口ぶり。企業や学校が一生懸命リモートワークやオンライン授業をやっていることも必要ないということですか」と批判的だった。

 これに対し、番組に出演していた小林氏は「みんなが家から出なければ感染は収まるが、経済を止めることによって生活に困窮して亡くなる人が出る」と言い、「その人数の方が患者の人数より多くなるということがありうるので、経済の止め方を考えましょうというのが今回の提言です」と説明。

 しかし玉川氏は納得せず、「経済を動かして生活困窮者を守る以外に、国が所得などの補償をするという方法は考えないんですか?」と質問すると、小林氏は「急に病床を増やせないのと同じで、自殺しそうな人を発見して財政的な支援をするというのも急にはできない」と反論していた。

 この議論に対しては視聴者からも多くの反響が集まることに。ネット上では、「人が死なないように、というなら、まず充分な失業補償や生活支援をしっかりするよう、国に強く求めてくれたらいいのに」「経済困窮者が出るのは『制限と補償はセット』の原則を国が守らないから」「自殺を盾に取るな」といった小林氏への批判のほか、「一時的な補償で生活困窮者への自殺は止められない」「自殺の要因って経済だけじゃない」「失業者全体に補償出せばいいだけでは?」という玉川氏への指摘も集まっていた。

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