荒井氏は、岸田文雄首相が同性婚について国会で「社会が変わってしまう」などと発言した件に関し、オフレコを前提とし首相官邸で記者陣の質問に回答。荒井氏は「僕だって見るのも嫌だ。隣に住んでいるのもちょっと嫌だ」などと発言。これが『毎日新聞』(毎日新聞社)に報じられ、大きな問題となり荒井氏は秘書官を解任された。
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田崎氏は、荒井氏の人物像は「本当によく働く人なんですよ。眠らない男。無尽蔵に働く人」といったものだったと紹介。一方で、「秘書官の間では『ちょっと危ないね』と。(荒井氏が)喋るとすぐメディアに出てしまうと。ある程度、情報は気をつけようねということになっていた」と裏事情を明かした。
荒井氏が問題発言をしやすいタイプであることは、秘書官の間ではすでに周知の事実だったようだ。田崎氏自身も、荒井氏とは週1、2回のペースで話すことがあったが、荒井氏の元へ重要な情報が下りて来ないのか、「情報が薄いなと思うところはありましたね」とも話していた。
MCの辛坊治郎氏が「政権内部でも、あいつに喋らせると表に出ちゃうと」と話すと、田崎氏は「(荒井氏は)口が軽い、すべっちゃう人なんで」と同意していた。
また、田崎氏は支持率低迷などが報じられる岸田首相に関しては「権力に対する思い入れ、執着という点では安倍(晋三)さんや、菅(義偉)さんより強いと思う」ともコメントしていた。
これには、ネット上で「もともと口が軽い人だったのか。出るべくして出た失言という感じ」「いかに優秀な人であっても、総理の側近が口が軽くては務まらないだろう」といった声が聞かれた。