これまで岸田政権が掲げてきた防衛費の増額。しかし、8日になり突然、岸田文雄首相が増額の財源のうち、2027年度以降に不足する年4兆円分の中の1億円を新たな増税で賄うという方針を明らかにし、大きな問題に。
>>金子元議員、防衛費増大に伴う増税案「自民党内で8割は反対している」内情を明かす<<
14日には自民党の税制調査会で法人税・たばこ税・復興特別所得税の3つを組み合わせた増税案のたたき台を示すなど、議論がないまま早いスピードで進み、国民の反発が集まる事態に。一方、突然の増税方針に高市早苗経済安全保障担当大臣をはじめとする閣僚や自民党内からも批判が噴出している状態となっている。
この状況について田崎氏は「決めないで済ませると、『無責任だ』って批判が起きるんですよ」と、財源決定を先送りにした場合でも批判が起こると持論を展開。「みなさんが『先送りでいいですよ』って言ってくださるのはいいですけど、『無責任じゃないか』って議論が必ず起きる」と指摘した。
さらに田崎氏によると、「先に行くと決められなくなる。今だから決められることがある」とのこと。また、「なにかあるとそれに対して反対する人は必ずいるんで」と言い、「今回もこうしたら批判が出る、先送りしたら批判が出る。どっちを選ぶかってことですよ。(今回は先送りではない方を)選んだ、岸田さんは」と説明していた。
しかし、この発言にネット上では「今回のスピードはなにしても批判されるってレベルじゃない」「『見方の問題』で逃げてるだけ」「短期間で議論も少なく決める方が無責任」「閣僚すら反対してるこの状況は異常でしょ」「議論させないことに批判出るのは当然でしょ」といった批判が殺到していた。