この動きには、高市早苗経済安全保障担当相が罷免を覚悟で真正面から批判を行い、物議を醸している。
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これを受け、元衆議院議員の金子恵美氏は「防衛力強化のためのいわゆる、財源っていうのは一体的に議論するということは、前々から総理はおっしゃっていて。政策進める上での安定財源を確保するっていうのは責任ある姿勢だと思います」と一定の評価を与えた。
一方で、「ただ私、昨日実は岸田派の人と一緒にいたんですけど、岸田派の人はやっぱり総理派閥なので『国債ということでは無責任だ。やっぱり増税というのを真正面から言うべきだ』という人もいます」と裏事情を明かした。
さらに、今回の増税案には自民党内では反対派や慎重派が約7割を占めるという一部報道には、金子氏は「もっと多いと思います。肌感覚的には8割は反対していると思っていて」とコメント。「増税というのは慎重に考えないといけない。ここで増税論を議論し尽くしているかということを。そこら辺に対して不満を持っている与党の人もいますし、根回し的なところももっと丁寧にやって欲しい」と話し、与党の自民党の中にも岸田氏の動きや考えを良く思っていない人物がいると裏事情を明かした。
また、画家の中島健太氏は、岸田氏が防衛費増大の理由に「今の平和で豊かな暮らしを守るため」と述べたことには「まさしくやり方が霊感商法みたいなんですよ」と舌鋒鋭く批判した。
これには、ネット上で「防衛費増加と国民の豊かな暮らしって全然繋がらないんだけど」「このタイミングで言い出すかっていうのはあるな」「5年後から増税といっても、その時の日本は今より経済もガタガタに落ちてそう」といった声が聞かれた。