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YouTuber中町兄妹の兄JP「つらい2年間でした」仲良しの秘訣は「男がひれ伏すこと」と明かす

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中町兄妹・中町綾、中町JP

 YouTuberの中町兄妹(中町JP・中町綾)が17日に都内で開催された「Wondershare Filmora 新バージョン発表会」に登壇し、動画編集を実演した。

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 Filmora(フィモーラ)は世界150か国で使用される動画編集ソフトで、ユーザー数は8,500万人を超える。今回、新バージョンの紹介という大役を任されたのは、チャンネル登録者数140万人超の人気YouTuber中町兄妹。妹・綾は「YouTuberは編集が命だと思うのでこういうお仕事はうれしい」と笑顔。兄・JPは、「他のYouTuberに比べて編集がザコいので僕たちでいいのかな」とぶっちゃけながらもスキルアップを決意した。

 チャンネル開設から2年で350本以上の動画を公開した中町兄妹。トークセッションでは活動の裏側にも言及した。企画出しについて「しゃべっている姿がファンの子は好きと言ってくれるので、兄妹っぽいやりとりを取り入れています。プチげんかや口が悪いのも兄妹ならではなので、素が表れる企画にしています」と綾が明かせば、JPは「ご飯を食べる企画が多いですね。基本は綾が今日食べれるもので、『今日は二郎系ラーメンが食べれる』って聞いたら二郎系。出かけるのも綾に合わせて、軒並みダメだったら一度寝てリセットします」と妹に合わせていると語った。

 JPによると、兄妹仲が良いコツは「男がひれ伏すこと」。「妹にできるだけストレスを与えないように撮影してきました。つらい2年間でした」と冗談を交えて笑わせた。対する綾はJPに対して「好きでも嫌いでもない無の気持ち。何をしても兄ですね」と落ち着いており、そんな妹にJPは「僕は愛です」と話すなど兄妹の温度差が良い味になっているようだった。

 発表会では、新バージョンのFilmoraを使ってその場で動画編集も。編集が得意ではないという綾だが、新機能の3DタイトルやAIスマートカットアウトを使って動画を編集。完成した動画を見て、綾は「YouTuberみたい。すごい簡単でした。編集時間も短縮されそうだし、みんなにも使ってほしい」と激賞した。過去にお笑い芸人を目指していたJPは「動画の上に別の動画を貼れば一人漫才ができるので、まじで幅が広がる」とさっそく新しいアイデアが浮かんでいたが、綾から「いいんじゃないんですか。(個人チャンネルで)勝手にどんどんやって」と冷静に突き放されていた。

(取材・文:石河コウヘイ)

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