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昨年に続き参加した岡副はコロナ禍での無観客となってしまったことに「お客さんがいたらもっと盛り上がったんだろうなと思いました」としながらも「選手たちの熱さはもちろん、何が起こるか分からない下剋上もあった。Creepy Nutsさんの生ライブもすごい!」と喜んだ。
代表曲を生披露したCreepy NutsのDJ松永はオーディエンスと掛け合う“聖徳太子ラップ”をいいタイミングでスタッフが制止、さらに観客として参加してくれたことに「ものすごく助かりました。おかげでいいライブができた」と感謝。R-指定も「いい緊張感でライブができた。大会に華を添えられたと思っています」と満足感を漂わせていた。ヒデは「SNSやYouTubeで遠方の方々も楽しめるので、自宅にいるワッキーやニューヨークにいる綾部(祐二)にも見てほしいです」と小ボケも披露し、報道陣を沸かせた。
大会限定コスチュームで登場のえなこは「昨年から招待させていただき携わらせてもらいましたが、今年はお仕事でコスプレをさせていただけて、うれしいなと思いました」と笑顔。へそ出しのセクシーなコスプレについて「トッケビのエリートスキンという衣装のコスプレなんですけど、靴やガジェット、リュックにもこのキャラクターのポイントがされているのですごく細部にこだわって作っていただきましたので、とてもお気に入りです!」と声を弾ませた。
またチームワークが勝負の大会ということで、Creepy Nutsのコンビ活動に質問が及ぶと、R-指定は「一番大事なチームワークはミスしたときに必要以上に責めすぎない。間違えた空気を出さないようにってのは大事にしています」と気遣うコメントをしたが、DJ松永は「俺はお前がミスるとうれしいけどね」と正反対の回答。するとR-指定も「俺もうれしい」とまさかの同調を始め「評価高いやつがミスして、上のやつが下がることで自分とトントンになる感覚が得られる」との松永の回答に、R-指定も「一緒にミスを恐れずに正々堂々とプレーできる。低め合ってます」と不思議なコンビ愛を明かしていた。
最後に松永は「自分もDJの大会に10代から出ていて、命かけてのめり込んだ。皆さんにもプラスになるようなライブができたかな」、R-指定も「披露した曲に勝ち負けのリリックが多く、大会と重なるフレーズがあった。聖域でラップさせていただき光栄でした」と、他分野との接点を見いだしリスペクト。日本でも豪華ゲストとのコラボ企画などで、eスポーツはこの先も勢いを増していきそうだ。
取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘