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大相撲中継、舞の海氏が増量の秘策明かし「過酷すぎる」驚きの声 実況もあ然とした現役時代の取り組みは

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 NHK大相撲中継専属解説者の舞の海秀平氏が、9日に行われた大相撲1月場所2日目の中継に向正面解説として出演。中継内で明かした増量の秘訣がネット上で話題となっている。

 同日の中継では舞の海氏、正面解説・鶴竜親方(元横綱)が幕内取組の合間に、視聴者から寄せられた質問に答えるという特別企画を実施。「ことしの大相撲へ期待」、「この決まり手が見たい」、「教えて相撲のなぜなに」といったテーマの質問に回答した。

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 注目が集まったのは「現役時代の時、何を食べて鍛えたのですか?」という質問に対する舞の海氏の回答。これに、「部屋のちゃんこだけだとあっさりしてて『これは太れないな』と思ってたので夜、部屋でちゃんこを食べた後酒を飲みましたね」、「(飲んだのは)特に日本酒ですね」と、増量のために積極的に飲酒していたことを明かした。

 同氏は続けて、「そうすると夜遅くなると胃がまひしてきて、また食べられるようになるんですね。それで焼肉とか、そういうこってりしたものを食べて」と飲酒がもたらす効果を説明。また、このやり方を取り入れてから、それまでは92キロが壁だった体重を97キロまで増やすことに成功したとも語った。

 舞の海氏のコメントを受け、実況アナウンサーは「あまりお子さんには参考にならないかも…」とあっけにとられたような様子を見せる。ネット上にも「そんな不健康なやり方で増量してたとは」、「酒の力借りてまで食い物腹に詰め込むって過酷過ぎるだろ」、「エピソードとしては面白いが確かに他の人の参考にはならないな」、「よく体壊さなかったな…入門前からかなりの無茶してたのに」といった驚きの声が寄せられた。

 「現役時代(1990年5月場所~1999年11月場所)の舞の海氏は身長171センチ、体重101キロと角界最小クラスの体格だったことで知られていますが、入門前の日本大学相撲部時代は入学時点で身長169センチ、体重65キロと一般人としても小柄。そこから約4年をかけ体重を90キロに乗せましたが、本人はこの間『内臓を先に壊すか、増量に成功するか、一つの賭け』という悲壮な決意のもと、朝晩にそれぞれどんぶり飯5杯、昼は定食2人前、間食にうどんや牛丼、シュークリームといった“食トレ”を自らに課していたと過去に明かしています」(相撲ライター)

 現役時代は技能賞を5回獲得するなど多彩な技を武器に小結まで出世した舞の海氏だが、その裏にあった過酷な取り組みに驚いたファンも多かったようだ。

文 / 柴田雅人

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