この事故は昨年12月、家族と路上を歩いていた3歳の女児が、突然現れた体長60センチの犬に顔や首、そして胸などを噛みつかれ、気管断裂の重傷を負い救急搬送された。犬は現場から100メートル離れた家で飼われていて、戻ってきたところを確保されていた。
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女児は全治3か月の重傷。事件後、警察の捜査で、鎖に繋いでいた犬の首輪の留め具が破損したことが事件の要因であることが発覚した。臼杵簡易裁判所は適切な管理ができていなかったとして、飼い主の女性に対し23日付で罰金30万円の略式命令を出した。
この事件に、ネットユーザーからは「犬は人間にとって凶器になる。特に子どもの場合死ぬこともある。それなのに罰金30万円だけなんて、人をナメているんじゃないか」「民事で慰謝料請求をすることになるのだろうけど、この刑罰には納得がいかない。やられ損ではないか」「罰金が安すぎるし、故意じゃないにしても殺人未遂にするべきだろ。女児は精神的、肉体的に傷を負っているのに、はした金で解決なんて。裁判所の神経を疑う」「意図的に犬を気に入らない相手に噛むよう差し向けて、『知らなかった』と言えば罰金で済むということになりかねないのでは?」と怒りの声が相次ぐ。
また、「もう大型犬を家の外で飼うのは止めてもらいたい」「飼い主は犬がかわいいと思うのだろうが、他人はそう思わない。かわいいという思想を押し付けるな」などの意見も出ていた。