この日に取り扱われたニュースが、25日に埼玉県飯能市の住宅で男女3人が殺害された事件。被害者は69歳と68歳の夫婦、32歳の娘だったという。3人は庭先で頭や首から血を流して倒れており、特に68歳の夫の死因は、ハンマーのような物で首を殴られたことによる頚髄損傷と判明した。
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そして事件当日夜、被害者宅からわずか60メートルの場所に住む40歳の男性が殺人未遂の疑いで逮捕された(のちに殺人に容疑切り替え)。
この男はこれまでに被害者に度々“いやがらせ”を続けていたようで、今年に入り、被害者の車を傷つけた器物損壊の疑いで逮捕され、その後不起訴となっていた。ただ今回の殺人の動機は現時点では未だに分かっていない。
1人暮らしだったという容疑者。事件を起こした社会的な背景について、武井は「日本が核家族化していってあまり家族との触れ合いがなかったりとか、社会も今コロナウイルスだったりとか、戦争のことだったりいろんなことで混沌としていて精神的に不安定な方も多くなっている」と持論。
その上で、「ご近所トラブルみたいなものが増幅していって怒りにつながってみたいなことがあると思う」と述べた。司会の谷原章介から「自衛のためには、(嫌がらせに対して)あまり強く拒否の反応を示さないことが必要なんですかね?」と聞かれると、「でもこれくらいの憎悪を持った犯行をそんなことで止めることはたぶん難しいと思う」と反論。
続けて、「バカみたいな話ですけど、何かそういったものが自分に向けられた時、殺されない能力みたいなものは、常に自分の体を鍛えたりとか、例えば100メートル、200メートルでも走って逃げられて、その間に何か見る人が介在するとか誰かがちょっと止めに入ってくれるだとか、そういった可能性を高めたり、それぐらいのことしか(できない)」と主張していた。
つまりは犯罪から身を守るために身体を鍛えろと主張する武井に対して、ネットでは「何言ってんだ?」「無理だって」「被害者の年齢考えろよ」と一斉に反発。「健康じゃない奴の方が圧倒的に多いんだよ」「発想がすごい。60超えた人に100メートル逃げ切る体力なんてない」「護身術なんか身に付けても、不意打ちで刃物とか銃持ってたら無理だし、寝込みにガソリン撒かれて放火されたらどうすんの? 」と呆れ声と苦言が続々と寄せられている。