関ジャニ∞の村上信五にとって、40歳を迎えた2022年は「受難」の年だったようだ。大きな転機となったのは、マツコ・デラックスと10年に渡りコンビを組んでいる『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)の枠移動である。元々は月曜23時59分から放送というタイトル通りの番組だったが、4月の改編より月曜22時00分からという全く「夜ふかし」感のない番組に。
そして、『月曜から夜ふかし』の代わりの0時台には、劇団ひとりとコンビを組む生放送番組『午前0時の森』がスタートしたものの、その第1回(パイロット版)のゲストに呼んだ元プロレスラーの前田日明が、生放送中に差別的な発言を繰り返し炎上。その結果、日本テレビ側が謝罪するという前代未聞のハプニングが発生。生放送番組が一転、事前収録になるという出来事があった。
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なお、『午前0時の森』は打ち切られずに放送は続いているものの、劇団ひとりはマツコ・デラックスとは違い暴走気味な性格で、番組の中で村上は劇団ひとりのサポート役に徹している。
このように、2022年の村上信五は「日テレの都合に翻弄された」と言ってもいい状況であるが、さらに頭を悩ませているのは後輩であるA.B.C-Z・河合郁人の活躍であろう。
河合は先輩ジャニーズ達のものまねを武器にブレイクし、2020年にはTBS系の午後の情報番組『ゴゴスマ-GO GO!Smile!-』で金曜コメンテータに就任、さらに2022年2月20日放送のフジテレビ系『ワイドナショー』では東野幸治の代役として抜擢など順調にキャリアを伸ばし、同年にはTV番組出演本数(エムデータ調べ、モデル・タレント・アイドル・音楽・その他)で所ジョージに次ぐ289本、男性部門第6位となった。既に本数では村上を圧倒しており、村上が請け負っていた仕事も奪いつつあるようだ。
2022年は周囲の環境に振り回され、残念な年となった村上。2023年のリベンジに期待したいところだ。