この日は村上信五が30~40代のトップランナーとツーショット対談する企画「R40」の後編を放送。買取査定アプリ「CASH」などを手掛けた光本勇介氏が村上と対談した。
対談は「40代手前の今後の人生について考える」がテーマ。お互い、これからやりたいことなどを語り合っていた。
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村上は対談で、現在自身が置かれている状況に関して「完全にフラット」と説明している。
2020年、村上や関ジャニ∞は新たなステージに向けて動いていた。だが新型コロナウイルス感染拡大によって47都道府県コンサートは中止に。村上個人も2020年東京オリンピックのフジテレビ系の放送ではメインキャスターに就任する予定であったため「予定していたすべての事が水泡に帰した」「何もなくなってしまった」と大きな喪失感を感じていたという。
さらに所属するジャニーズ事務所に関しても、2019年には創業者のジャニー喜多川社長が死去。嵐が活動休止を発表するなど転換期を迎えていることに触れ、村上は「嵐の後輩グループが看板になって頑張らんと。これは新陳代謝やから」と、後輩グループたちが嵐の後を継ぐことに尻込みしているとした。
またコロナ禍で急増した有料ライブなどオンラインコンテンツに関して「関ジャニの後輩世代が率先してやってほしい」と気持ちを吐露した。
ジャニーズの若手グループのほとんどはネット世代。自分たちよりネット文化に明るい若手に対して「ジャニーズ内でのプラットフォームを作ってほしい」と期待を寄せたほか、テレビ出演経験の乏しいグループにはネットの有料コンテンツを通じ「お金をもらうコンテンツを作るのはこんなに責任があって大変なんだということを知ってほしい」と熱弁した。
光本氏は村上を「プロの表現者である一方、発想が起業家に近い」と評した。
ネットでは、この村上の告白に心打たれた人が多かったようだ。「すごい俯瞰で現状を見ている」「こんなに後輩の事を考えてくれる先輩はすごい」「村上はいつも聞き役だけど、こんなにいろんなことを考えていたのか」と村上を絶賛する声が相次いだ。
嵐が活動休止した後、ジャニーズ事務所の屋台骨を支えるのは村上の経営センスなのかもしれない。