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「コロナ禍で攻撃的な人が増えている」園児虐待事件は脳機能の低下から? 苫米地氏が指摘

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 12月12日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、静岡県裾野市で起きた保育士による園児への暴行事件の話題となった。容疑者の1人が、コロナで業務量が増えたことによるストレスから手を出してしまったと語ったことが取り上げられた。

 これを受け、タレントの武井壮は「非常に難しい問題」とし、こうしたケースはあり得ないという「善意に任せていたら無理」と意見。「絶対ゼロにはならないなと。人間の特性上、起きることを想定した環境を作っておかないと」とコメントした。

 ​>>田母神氏、園児虐待事件に「よくあること」「逮捕されるほどのことか」SNS投稿に批判殺到<<​​​

 さらに、認知科学者の苫米地英人氏は「(容疑者は)『業務量が増えたストレス』という言い方をしているけど、コロナ禍の中で長期間、前頭葉前野の活性化がすごい下がっちゃってる人が多い。攻撃的な人がものすごい増えていることは事実」と裏事情を明かした。

 前頭葉前野は脳の中で、感情のコントロールや、判断や応用などを司る部位である。苫米地氏は、コロナ禍の影響でその部分に大きな影響が出ていると指摘した。苫米地氏は「本人が自分が攻撃的になっていることさえも、認識されないほど前頭葉前野の働きが下がっちゃってる人がすごい多い」とも話していた。

 そのため、苫米地氏は「保育園でなくて、いろんなところで想定されていないことが起きるリスクが沢山ある」と話し、今後予想外のケースが起きる可能性も示唆していた。対応策としては「家族がウェブカメラで見られるようにする。すぐにでもやった方がいい」と保育園内にウェブカメラを設置するなど、コストのかからないチェックシステムを用意すべきと主張していた。

 これには、ネット上で「コロナって人間の脳の働きも変えてしまったのか」「今後もあり得ないことが起こりそうな気がする」「監視カメラよりも保育士の給料上げた方がいいのでは」といった声が聞かれた。

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