2011年10月、KEIKOはくも膜下出血により救急搬送され、翌11月から活動を休止。病気療養に専念し、表舞台には出ていなかった。KEIKOの復帰に芸能界からも続々とエールが届くと同時に、globeの今後と元夫でメンバー・小室哲哉に注目が集まっている。
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「KEIKOは、小室が主宰するオーディションへの出場がきっかけとなり1995年8月、globeのヴォーカルとしてシングル『Feel Like dance』でデビュー。一気にトップアーティストの座に就くとやがて小室と恋仲に。しかし2001年当時、小室は元dosのメンバー・Asamiこと吉田麻美を妻に持ちKEIKOとは不倫が疑われていました。小室は2002年3月にわずか10カ月でAsamiとの離婚が成立すると同年11月にKEIKOとスピード再婚したのです」(芸能ライター)
ところが、2008年11月に小室は自らの著作権をめぐる詐欺容疑で逮捕され有罪判決を受ける。逮捕直後、小室はこれ以上、KEIKOに迷惑をかけたくないという思いから離婚を申し出たが、KEIKOはこれに応じなかったという。
だが2011年10月、KEIKOがくも膜下出血を発症。幸いにも一命は取り留めたものの、記憶障害などの後遺症が残った。以降、今度は小室がKEIKOに寄り添い、献身的な介護を続けてきたのだ。
2018年1月、小室は看護師女性との不倫疑惑を『週刊文春』(文藝春秋)に報じられ同月、小室は都内で会見を開いた。小室は、騒動の謝罪と責任を取る形で引退を表明。また、KEIKOに関しては「大人の女性としての会話のコミュニケーションが日に日にできなくなって、かわいそうな気持ちもあった」と話し「3年ほど前から疲れ始めてきた」と介護疲れを吐露。今後については「KEIKOのことも含めて考えていきたい」と語った。
当時、小室の“介護疲れ”という理由から世間は同情を寄せ、スクープした側も非難されるという異常事態になった。ところが同誌は、KEIKOの実家を取材。すると、小室が大分に来たことはなく、KEIKOが要介護者でもないと反論したといい、事態が一転した。
結果、不倫疑惑が発端となり2020年10月、同年に入ってから東京家裁に関連書類が提出され、双方ともに弁護士を立て、別居中の費用分担など調停が行われていることが一部週刊誌で明らかになった。
また、KEIKOはもともと大分の実家で療養していたという。KEIKOの親族によれば小室は「介護らしいことは何もしていません」と2018年7月発売の同誌で明かし、夫婦は事実上の別居状態にあったと告発。とはいえ、不倫報道前の2017年11月、小室は59歳の誕生日を迎え、自身のインスタグラムに夫婦ショットをアップしており、コンスタントに会っていたことがうかがえる。しかし、同誌によれば、夫妻は小室の会見以降は一度も会っておらず、調停に入ってからも、それぞれ家裁に出廷したが、顔は合わせることはなかったという。
2021年2月、夫妻の離婚が成立。翌3月、『女性自身』(光文社)は調停期間が26カ月にも及んだ理由として、「KEIKOが譲れなかった離婚条件は2つあった」と報じた。記事によると、KEIKOが突きつけた条件は「月々の生活費の支払いと、財産分与」とし、特に財産分与は“慰謝料分”も加算しての分割を求めたという。
翌3月、ニュースサイト『Business Journal』は「不倫釈明会見で『非人道的な嘘』」と題し、小室を非難。2020年7月、アイドルグループ・乃木坂46の配信限定シングル曲『Route 246』で作曲を手掛けたなどして、音楽活動を再開させていたことに触れている。
さらに2021年10月、音楽ユニット・TM NETWORKが6年ぶりに再始動することが発表され、小室は「完全復帰」を表明。これに、一部のニュースサイトでは会見時の引退宣言はウソだったなどと指摘した。また今月5日には、都内で「G-SHOCK 40TH ANNIVERSARY PREMIUM NIGHT」に登壇し、同ユニットがスペシャルライブを開催するなど、軌道に乗っている。
今年6月にはニュースサイト『Web女性自身』で、globeの活動再開についての発言が取り上げられている。小室は、「各方面からそういうお話をいただいているのですが、彼女とは昨年2月に離婚していますし、今は直接関わりたくないんです」と回答し、「だからglobe復活だけはお断りしています」と確執の根深さをうかがわせたようだ。
金の切れ目が縁の切れ目というように、やはり音楽活動を再開してもglobe復活はあり得ないのだろうか。