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人気小説家、台湾のファンから批判殺到「政治的意図ありません」自著の台湾出版宣伝ツイート巡り炎上

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画像はイメージです

 広瀬すずと松坂桃李のダブル主演で映画化された『流浪の月』などの作者として知られる小説家の凪良ゆうが、自著が海外で出版されることをツイッターで宣伝。しかし、その内容が物議を醸し、炎上した。

 もともとBL(ボーイズラブ)小説家として知られていた凪良。作品はこれまで台湾、韓国、アメリカなどで翻訳版が出版されていた。

 そんな中、凪良は19日までにツイッターを更新し、自身の小説『悩ましい彼』他の「中国語繁体字版」の見本を受け取ったことを報告。「中国の皆さんにも楽しんでもらえますように」と呼びかけていた。
 しかし、そもそも「繁体字」は主に台湾、香港などで使用されている中国語で、中国本土で使用されているのは「簡体字」。また、中国ではBLが規制されており、排除の動きがある。

 ​>>百田尚樹氏、卓球混合ダブルス試合に「台湾は二人とも男が出てる」 批判相次ぎ反論も苦言止まず<<​​​

 このツイートに、多くの台湾のファンが反応。凪良の元に「中国語繁体字版は台湾訳者さんに翻訳されましたし、台湾だけ出版しました」「台湾と中国の関係はとても複雑です」「台湾版に関しては台湾の読者に呼びかけてください」といった声が集まった。

 しかし、凪良はこうしたリプライを送ったツイッターユーザーをブロック。台湾のユーザーがこれをツイッター上で報告し、凪良に対しさらに批判が集まる事態となった。

 これを受け、凪良は24日までに元ツイートを削除し、「私のミスと勘違いのせいで大切なファンを傷つけてしまいました。私自身にも作品にも、政治的意図はありません」とツイート。「今後、一層勉強し発言にも気を配っていきます」とし、「この度は申し訳ありませんでした」と謝罪していた。

 この投稿に凪良の元には、日本のファンや台湾のファンから「リプライしたファンをブロックした理由を説明するべき」「自分の本がどこで出版されたのも知らず、ましてコメントした人台湾の人をブロックするのが一番許されない」「政治の意図がないなら何で台湾ファンをブロックするの?」という厳しい声が多く寄せられている。

記事内の引用について
凪良ゆう公式ツイッターより https://twitter.com/nagira_yuu

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