事件が発生したのは3日午前11時10分頃。函館市の自宅で、62歳パート従業員の男が50代の妻に対し、首元をつかんで引きずり回したうえ、顔を何度も殴り、全身打撲と左手の小指を骨折させる重傷を負わせた。
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妻は現場から逃げ、交番に駆け込んで事態が発覚。捜査の結果、容疑が固まったとして傷害の疑いで逮捕した。警察の取り調べに対し、男は「暴力を振るって妻に怪我をさせたことは間違いない」と容疑を認めているという。また、妻は過去にも暴力を受けていたことをほのめかしたとのことだ。
凶行の理由は何だったのか。警察によると、男と被害を受けた妻は自宅でタバコを吸わないというルールを設けていたそうで、妻がタバコの臭いに気が付きそれを咎めたところ、男は激怒し、暴行に出たとのことだ。
この事件に、ネットユーザーからは「タバコを吸えない辛さはあるのかもしれないけれど、だからと言って暴行するのはおかしい」「賃貸物件の場合、タバコを部屋で吸うと壁が黄色くなって退去する際に膨大な金額を取られる。妻としては、そういうことも踏まえていたんだろう」「妻が嫌がることを夫がする。もうこの時点でハラスメントだと思う」「暴力に喫煙、ひどい夫だね」と怒りの声が相次ぐ。
一方で、「この夫ってニコチン依存症だよね。約束じゃなくて病院に行かせるべきだった」などの指摘も出ていた。