男は10月26日午後10時頃、昭和町内の飲食店に入ると、サラダと大量にトッピングが乗った大盛りカレーなど12点注文し、11時間にわたり店に居座った。その際、体調が優れないことを店員にアピールしていたという。
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27日午前10時ごろになり、男は店員に「お金は後で払うので取りあえず病院に行かせてほしい」と申し出て、店を出る。店員が呼び止めて通報し、事態が発覚。駆けつけた警察官が詐欺(無銭飲食)の疑いで現行犯逮捕した。当時、男の所持金は7円だったそうで、警察の取り調べに対し、「金はないが飯を食ってしまった」と容疑を認めている。
11時間店に居座り、大量のカレーを食べるなどしていた男に、ネットユーザーからは「どうしようもない。お客さんは神様の時代はもう終わっているし、犯罪を防ぐ意味でも後払い方式はやめた方がいいのでは」「7円しかないのに飲食店に行くなよ。どういう神経をしているのか聞いてみたい」「24時間営業の店だったんだろう。従業員を守る意味でも閉店時間を設けた方がいい」という声が上がる。
一方で、「44歳で無職、職を探しても邪険にされる。こういう人を救う方法を考えてほしい」「生活保護などを受けることはできなかったのか。行動は犯罪だし良くないけれど、こういう人を出さないことを政治が考えなければダメだろう」という指摘も出ていた。