ハロウィーンを前にし、多くの若者が集まっていた梨泰院。狭い坂道で群衆雪崩が発生したと見られ、150人以上が死亡するという前代未聞の大事故が発生した。
>>ハロウィン圧死事故「間違いなく韓国警察は世界中から批判される」苫米地氏が指摘<<
そんな中、改めて注目を集めているのは、今年8月15日放送回で報道した京都・亀岡市内の花火大会でのボランティア警備員の呼びかけを巡る玉川氏の発言。現在、現場取材を中心としてスタジオには不定期に出演している玉川氏だが、この時はまだレギュラーコメンテーターとして、毎日スタジオ出演していた。
3年ぶりに行われた花火大会は混雑を極めた上、JR亀岡駅は線路内に人が立ち入ったとして電車がストップ。そのため、駅は身動きが取れないほど多くの人で溢れ返っていた。そんな中、ボランティアで警備を行っていた男性がマイクで、「具合悪いの、前出て来い! 私の言う通りにしなさいよ」「命を守ってんだ、止まれ!」「子どもが優先だ!」などと強い言葉で人々を誘導。この様子はSNSを通じて拡散されていた。
このボランティア警備員の強い誘導について、玉川氏は「1人の威圧で大勢の人たちがその威圧に基づいて動くというのは、僕はあまり気持ち良くない。例えば多くの人が後ろに呼びかけるような形で全体が整然に動く方がいい」と苦言。さらに、「1人がいくら威圧したって止まらない場合は止まらないので、集団が集団で、波が伝播するように伝わっていくような形が取れないのか」と指摘していた。
当時も批判的な声が集まっていたが、今回の韓国での事故を受け、改めてこの発言が注目されることに。
ネット上からは「あの時玉川が批判してたけど、こういう時に警備員や警察官が命を守ってくれている事に心から感謝したい」「玉川の発言が誤りだったって証明された」「危険を回避するためなら気持ちいい気持ち良くない関係ないのがよく分かった」「亀岡の警備員を叩いてた玉川が梨泰院の事故についてどう思ったか聞きたい」「玉川徹氏、逆張りの王だな」という声が集まっていた。
梨泰院で起きた悲惨な事故に、玉川氏は何を感じたのだろうか――。