この日、紹介されたのが11日、京都・亀岡市内で3年ぶりに行われた「保津川市民花火大会」。だが当日、JR亀岡駅の線路内に複数の人が立ち入ったため約10分間、電車がストップ。その影響で駅周辺には花火帰りの人たちが溢れ、身動きが取れない状態に。
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駅前には警備員や警察もいたものの、人の数に比べて少なく、手に負える状況ではなかったのだとか。そんな中、駅の階段前に、ボランティアで警備をしている男性がマイクを持って登場し、誘導して混乱を防いだという。男性は「具合悪いの、前出て来い! 私の言う通りにしなさいよ」「命を守ってんだ、止まれ!」「子どもが優先だ!」と強い口調で指示していた。
これについて、タレントの石原良純は「強い口調って言うけど、そうしなかったら止まらなかったから、この人のお陰という部分は大きい」とコメント。
弁護士の山口真由氏も、11人の尊い命が奪われた2001年の明石歩道橋事故に触れつつ、その男性のリーダーシップを称賛。一方で、「システマチックに警備の計画をしなければならなかった」と今後の課題を提示した。
そんな中、玉川氏は「1人の威圧で大勢の人たちがその威圧に基づいて動くというのは、僕はあまり気持ち良くない。例えば多くの人が後ろに呼びかけるような形で全体が整然に動く方がいい」とコメント。
これに対して、司会の羽鳥慎一アナウンサーは「理想的にはそうですよね」と理解を示しつつも、「ただ、もうそういう現場ではなかった。割と乗り越えちゃう人もいるわけですから」と制止を振り切って行こうとしていた人もいたと主張。
だが、玉川氏は「みんなが集団の中で自制が取れてしまうことが一番怖いんですよね。そうなると、1人がいくら威圧したって止まらない場合は止まらないので、集団が集団で、波が伝播するように伝わっていくような形が取れないのか」などシステマチックな警備を求めていた。
ネットでは、玉川氏の意見に対して「言う通りかもしれないけども想定外の人を制するときは強い口調も必要だよ」「やり方変えたり丁寧な言葉で言えば従うと思う? 」「なぜ事故がなくてよかったって思えないのかな」と疑問の声が。一方で、「もう少し丁寧に説明しながら誘導すべきだったね」「丁寧語で言われないと従いたくなくなるよね」といった声もあった。