第3話は、那由他(山崎賢人)と隼人(松下洸平)が「アトム玩具」でゲーム作りを始めて10か月。繁雄(風間杜夫)たちがデザインしたキャラクターはPC画面の中でイキイキと動き出し、経営再建に向け順調な滑り出しを窺わせたが――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第3話では、資金繰りに問題が発生。しかし、インドの投資家が那由他たちのゲームに興味を持ってくれ、なんとかなりそうな雰囲気に。その矢先、那由他がPCを立ち上げると、画面が真っピンクに。
ゲーム完成間近だったのにも関わらず、那由他のPCからも隼人のPCからもデータが消え、今まで作ってきたものが全てなくなってしまう事態に。次の展開は次週に持ち越しとなった。
いかにも“衝撃のラスト”といった風に描かれたこのシーンだったが、ネット上からは「普通バックアップ取ってるでしょ」「さすがに現実味ない」「今時こんなトラブル考えられない」「なんで特許取るほどの技術力あるのに、セキュリティが甘いんだ?」「バックアップないとか設定あり得なすぎる」というツッコミが集まっている。
「まず、PCで何かを制作しているにも関わらず、バックアップを取っていないということは通常あり得ないこと。その上、那由他たちのPCはアトム玩具の誰でも入れるような事務所に置かれており、通常ではあり得ないほどセキュリティが甘くなっています。アトム玩具は小さな会社とは言え、多くの特許を持っているという設定で、それなりのセキュリティがあるはず。次につなげるためだけのガバガバ展開に、多くの疑問の声を集めてしまったようです」(ドラマライター)
日曜劇場とは思えないほどの作りの甘い部分が目立つ『アトムの童』。視聴率も今イチな理由はそこにあるのかもしれない。