白川は「上谷、挑戦を受けてくれてありがとう。まあ私事になるんですけども、今年スターダムの所属になりました」とこれまでのフリーからスターダム所属になったことを明らかにすると、「それは紛れもなく、私の今最大の夢というのが白いベルトのチャンピオンになることだと、自分自身でしっかりとそう感じたからです。ホントに口うるさく、白ベルト白いベルトって言ってきましたけど、白いベルトのチャンピオンに自分はなれると信じることで、私はいろんなことを乗り越えることができました。信じることは、私の希望です。だから、(中野)たむが呪いのベルト、そして上谷が全力のベルトと言うならば、私の中で白いベルトっていうのは、希望のベルトです」とキッパリ。
続けて、「上谷、私から見たら上谷は、黄金世代として注目、期待されてシンデレラにもなって、ホントに華々しいスター街道というのを歩んでるなあって、キラキラしてるなあって、そんな風に私からは見えてます。それに対して、私はすごく自分で感じることですけど、ホントに舗装されていないような砂利道をただ黙々とひたすら這いつくばって、傷だらけになりながらも這いつくばって、やっとこさ、ここまで来た感じです。でもプロレスっていうのは、ホントに人生のいろんなことを教えてくれるものって私は思ってるので、そんな砂利道出身の人間でも希望を掴んで白いベルトのチャンピオンになれるんだっていうことをしっかりと証明して、そういう同じような気持ちを持ってる人に希望を与えられたらななんて思ってます。だからホントにいろんな意味を含めて、白いベルトは希望のベルトです。私はこのベルトを世界のベルトにしてみせます。私のことを信じてください」と英語を交えてタイトル奪取宣言。
これを受けた上谷は「第16代ワンダー・オブ・スターダムチャンピオン、クイーンズクエスト、ゴールデンフェニックスの上谷沙弥です。希望のベルト。白川未奈、たくさんの素敵な思いを伝えてくれて、本当にありがとう。この全力の白いベルト、たくさんの愛を持ってくれてるんだね。実はさあ、私、アンタのこと眼中にないんだよねえ!アンタ、自分に酔いしれてるだけなんじゃないの?このベルト、希望ばかりじゃないよ。試合が終わった後には希望のベルトじゃなくて、絶望のベルトになってるかもね」と上から目線で言い放ったが、現在の白川はかなり強くなっているだけに、上谷は要注意だ。
(どら増田)