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「統一教会の関係かもと聞いて席を立った」元立憲・山尾志桜里氏、議員候補者時代の過去を暴露

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画像はイメージです

 9月19日放送のラジオ番組『荻上チキ・Session』(TBS系)に、弁護士の菅野志桜里氏がゲスト出演した。菅野氏は山尾志桜里の名前で、立憲民主党の衆議院議員を務めていたことで知られる。

 番組では、霊感商法対策とカルト規制をテーマに出演者の間で議論が交わされた。菅野氏は弁護士として消費者庁による「霊感商法等の悪質商法への対策検討会」のメンバーにも加わっている。

 旧統一教会と政治家の密接な関係について、菅野氏は「自分の議員経験を振り返っての反省点としては、票と人手を持つ団体と政治家との関わり方。ひいては選挙至上主義みたいな政治の問題点」があると指摘。

 ​>>「旧統一教会は反日カルト」と連発 『ひるおび』八代弁護士の主張に戸惑いの声も<<​​​

 荻上氏から「政治と宗教問題を身近に感じることはあった?」といった質問がなされると、菅野氏は「私が旧統一教会との接点として、1つだけ思い当たるのが、自分自身がまだ議員になる前。候補者時代に先輩議員の声がけである集会に行って席に座ったんですね」と語った。続けて、「しばらくして当時のスタッフがそばに来て、これ統一教会の関係かもしれませんと聞いて、その瞬間ここにいてはいけないと思って、席を立ったことを覚えています」とコメント。時期としては2007~8年ごろだったという。

 菅野氏は、山尾志桜里の名前で候補者として活動する中で、先輩議員の紹介で参加した集会がたまたま旧統一教会系のものと知らずに参加しかけてしまったようだ。政治家にはこの手の話が無数に来るのかもしれない。

 菅野氏は「正体のわからない集会に候補者に伺ってしまったという、その点の政治家のちょっと浅ましいというかですね。そういう行動を自分自身もしていたなと振り返ります」とコメント。荻上氏から、その手の団体は集票機能を持っているため「断りづらさ」もあるのではという話に、菅野氏は「とりわけ候補者の時代にはありましたね。とは言え、やはり仕方ないよねで済まされてはいけない問題」と強調していた。

 これには、ネット上で「菅野さんが山尾志桜里の名前で政治の世界に入った時代は2007年とか2008年とかだから(2015年の)名称変更の前か」「ここまで巧妙だと政治家もなかなか気づかなさそう」といった声が聞かれた。

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