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妻の腎臓を無断で売り払った夫が逮捕 妻を捨て別の女のもとへ

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 夫にとって、妻は何物にも代えがたい存在であるはずだが、海外には無断で妻の臓器を摘出して、お金にかえてしまう最低な人がいるようだ。

 インド・オディシャ州で、女性の腎臓を許可なく売り払ったとして、警察が女性の夫を逮捕したと、海外ニュースサイト『Time of India』『The New Indian Express』などが9月5日までに報じた。

 ​>>昼寝中、自ら局部を刃物で切断した男性 夕食準備で肉を切る夢を見ていた<<​​​

 報道によると、同州マルカンギリ地区のコタメタ村に住むとある女性(年齢不明)がひどい腹痛を抱え、病院を訪れたという。検査を受けたところ、女性には腎臓がひとつしかないことが分かった。女性は約4年前の2018年に腎臓結石を除去する手術を、別の私立病院で受けている。しかし、このとき女性は結石除去だけではなく、片方の腎臓を丸々摘出していた。病院の手術記録を調べて分かったという。

 2018年当時、女性の腎臓にできた結石が大きくなっていた。夫(年齢不明)のすすめに従い、女性は私立病院に入院して、手術を受けたという。手術の同意書などは、すべて夫が女性のサインを偽造して提出していた。手術中、女性は全身麻酔を受けており、意識はなかった。このとき女性の夫は、隣村の男性に女性の腎臓を売り金銭を受け取っていたそうだ。夫にお金を払った男性は、女性の手術直後、取り出された女性の腎臓を移植する手術を、同私立病院で受けている。

 2022年8月24日、女性は、許可なく女性の腎臓のひとつを売り払ったとして、警察に被害届を提出した。被害届を受理した警察は捜査を開始し、別の都市にいた夫の身柄を拘束したという。夫の認否は伝えられていない。

 女性の話では、夫は外国人でバングラデシュからの不法移民だそうだ。女性と夫は12年前に結婚し、2人の間には娘と息子がいる。女性によると、夫は約8カ月前に女性を捨てて、別の女性のもとへ。夫はこの女性を2番目の妻として迎え、別の都市で暮らしている。なおインドで、イスラム教徒には一夫多妻制が認められている。バングラデシュ人の夫はイスラム教徒であったとみられる。

 女性は、夫に対し厳しい法的処罰を求めている。「腎臓を盗まれたうえ、夫は、私と子どもを捨てた。正義が実行されるべきです」と各社の取材に回答している。

 このニュースが世界に広がるとネット上では「女性をモノ扱いする男は許せない」「妻を利用しただけ。用がなくなればポイ捨て。酷い男だ」「石だけではなく、腎臓丸ごと取り出し。当時の手術は大成功だが、気づかないものか?」「夫に任せきりにしたのはよくない。自分の体なのに」「腎臓よりも、捨てられた事実に我慢できなかった」「高くついた勉強代。怪しい外国人かつ、体目当ての男には気をつけないと」「奪われたのが腎臓ひとつだけで良かった」といった声が上がった。

 夫婦であっても、妻の了解なく腎臓を摘出して、売り払うなど、人としてあり得ない行為だ。2番目の妻のためにも、刑務所でしっかり反省してもらいたいものである。

記事内の引用について
Odisha: Woman accuses husband of selling her kidney in 2018(Time of India)より
https://timesofindia.indiatimes.com/city/bhubaneswar/odisha-woman-accuses-husband-of-selling-her-kidney-in-2018/articleshow/93789871.cms
Man sells wife’s kidney, arrested in Odisha's Malkangiri(The New Indian Express)より
https://www.newindianexpress.com/states/odisha/2022/sep/05/man-sells-wifes-kidney-arrested-in-odishasmalkangiri-2495020.html

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