番組では、岸田文雄内閣の支持率低下の話題に。『朝日新聞』(朝日新聞社)の調査では、内閣改造後に57%から47%へ10ポイント低下しと伝えられている。藤井氏は「通常内閣を改造されると、ご祝儀の相場で支持率上がるものですけど、改造したのに10%下がったって。かなり異例な事態」「打つ手がない状況」とコメント。安倍元首相の国葬や旧統一教会問題などが原因とされるが、藤井氏はそれ以前に「岸田内閣がやるべきことをしっかりやっていたら、ここまで下がることがなかっただろう」と話した。
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元衆議院議員の杉村太蔵氏が、岸田内閣の印象として「支持もなければ不支持もない」「評論しようがない」と話すと、藤井氏は政治評論家の間で言われている共通認識として「そういう評価を受けるために、それが岸田さんの狙いなんですよ。何かやれば賛成する人もいるが反対する人もいる。反対する人がいると支持率が下がるとじーっとしてはったんです。我々も『何もしてへんやん』とツッコむしかない」と呆れ気味。
さらに藤井氏は、岸田内閣のブレーン筋から聞いた話として、ブレーンが「岸田君選挙終わったから、これからは(政策を)やらなあかんよ」と言うと、岸田首相が「『はいわかりました』と焦ってた。それで国葬すぐ決めた」と裏事情を暴露。また、内閣改造も1か月前倒しし、「ニュー岸田を演出したんですけど、その2つともやられてしもうてる。世論に」と背景を分析。国葬と内閣改造の2つの目玉政策が国民に受け入れられていないと指摘した。
これには、ネット上で「岸田さん、要は何もしていないってことか」「これでは支持率回復は難しそう」「藤井さん話も面白いしわかりやすくて良いわ」といった声が聞かれた。