19日、20日の2日間、山梨県・富士吉田市のイベント会場「富士急ハイランドコニファーフォレスト」で「W-KEYAKI FES.2022」を開催した櫻坂46。番組によれば、20日は約1万5000人のファンが来場したが、2000台分の常設駐車場、1500台分の臨時駐車場は早くも満杯に。すると、後から車でやって来た一部ファンが飲食店やディスカウントストアなどの駐車場に“無断駐車”。結果的に本来の施設利用客が駐車できなくなり、帰らなければならなくなったことも番組では紹介されていた。
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ただ番組では、「櫻坂46」とは最後まで名指しせず、「人気アイドルグループ」とだけ呼んでいた。さらに番組では触れられていなかったが、近隣のファミレス「ガスト」が、違法駐車しているファンに向けて「金曜はたくさんの無断駐車で営業妨害をしていただきありがとうございました笑」「最低限のマナーすら守れない最低のファンが多くて素晴らしいグループですね笑」などと、皮肉たっぷりの警告文を駐車場に掲示していたこともネットでは話題となっていた。
富士急側としては、公共交通機関での来場を推奨していた同イベント。こうした一部ファンの無断駐車についてコメントを求められた橋下氏は、解決策として他の先進国では導入されているという「ライドシェア」を提唱。
「いわゆる自家用車を相乗りして、ちゃんと料金をもらうというね」とも述べた橋下氏は、「ライドシェアを活用すれば、同じ目的で行くんだから、3人でも乗せれば車の台数が4分の1に減るわけでね。地域で車を持ってる若い子が、時間がちょっと空いてるからお小遣い稼ぎに『乗客を乗せて運びますよ』みたいな人がいれば、もっと台数が減っていく」と私見。
そして、「今の時代、ライドシェアみたいな当たり前のようなことを、日本は業界の反対によって政治が導入しないから、結局こういう問題が解決しないんですよ。ライドシェアであれば地域のローカル線問題にしても解決策になるのに、日本の政治が業界団体に負けちゃって、導入できないって日本の弱さかなと思いますけどね」と語気を強めていた。
これにネットでは「そういう問題じゃないんだけど」「政治のせい?」「何いってんの 公共交通機関使えってだけだろ」「クルマで来るなと呼び掛けろ。主催者側は送迎バスを出せ。この2点だろ」「普通免許でタクシーやらせろってこと?すげぇなハシゲ」「白タクだろ」など疑問の声が。ただ海外のライドシェアは、行政の制約もなく自家用車をタクシーにしている「白タク」とは違い、登録制のため「白タク」と厳密には異なる。いずれにしても、メンバーのパフォーマンスとは裏腹に、後味の悪いライブになってしまったようだ。