この日の『モーニングショー』では、番組中盤からエンディングまで、約50分にわたって旧統一教会についての特集に時間を割いた。その中で取り上げられたのが、とある男性の証言。この男性の母親は旧統一教会の元信者で、これまで約1億7000万円を献金してきたという。
>>玉川徹氏、高市早苗氏に「保守っていうより右翼」発言で物議 「印象操作しすぎ」の指摘も<<
その手法は、例えば「献金する」と言うまで家に帰してもらえなかったり、家にいても1週間、教団員が訪ねて来て、机を強く叩くなどして心理的に追い詰めて行ったという。
こうした手法に、玉川氏は「一般的な宗教団体の布教だとか宗教活動というものとは本質的に違いますよね。これは布教だとか宗教活動ということより、収奪ですよね」ときっぱり。
また、こうした形で日本から集めたお金で、韓国の統一教会の関連団体は、アメリカの水産業など様々なビジネスに進出しているという。これについても、同氏は「そのお金の多くが人々の不幸の上に乗っかっているんですね」と嘆いた。
さらに、旧統一教会のゴールが世界の政治、宗教、経済を完全にコントロールすることだと紹介された。玉川氏は「その背後に、日本人からすれば悪としか思えないような行いが行われているとすると、これは僕らが子どもの頃に見た世界征服を企んでいる組織と一体何が違うんだろうと。仮面ライダーで言えばショッカーとか、そういうのがありましたが」と私見。一方で「これ、アメリカ人や韓国人からはそうは見えないと思います。被害に遭ってないんだから」と日本の悲劇を総括していた。
ネットでは「旧統一教会のやり方は収奪! 玉川さん、本当そう」と同意する声が。また、統一教会を「ショッカー」に例えたことに「初めて同感」「玉ちゃんと同じこと思ってた」「うまいこという」といった意見が寄せられた。一方で「戦ってくれよ高みの見物やめてさ」という声もあった。