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『やんごとなき一族』最終回に「いくらなんでもめちゃくちゃ」呆れ声? 義父の突然の変化にドン引き

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石橋凌

 木曜ドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)の最終回が6月30日に放送され、平均視聴率が6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第10話の6.6%からは0.2ポイントのアップとなり、全話平均視聴率は6.0%となった。

 最終回は、夫の健太(松下洸平)が記憶をなくし、別人のようになってしまい、佐都(土屋太鳳)は娘を連れて深山家を出て行くことに。圭一(石橋凌)はこれで自分の思惑通りになったとほくそ笑むが、女性を見下す彼の態度に、とうとう久美(木村多江)の堪忍袋の緒が切れ――というストーリーが描かれた。

 ​>>ドラマ『やんごとなき一族』記憶喪失展開、『花より団子』に激似?「パクリ隠さないの?」原作の改悪と物議<<​​​

※以下、ネタバレあり。

 上流階級と一般庶民の格差婚を描いた本作。トンデモ上流階級習慣に毎週多数のツッコミが集まっていた本作だが、最終回ではそのツッコミも追いつかないような展開が視聴者の間で問題視されている。

 「話題になっているのは、圭一が突然ホームレス化したこと。万野(石黒賢)の策略により経営破綻寸前まで追い詰められた深山グループでしたが、ドバイの富豪からの融資でピンチを逃れることに。しかし、富豪との契約の場になぜか深山関係の女性陣が集結し、これまでの圭一の男尊女卑発言などを糾弾。これを聞いた富豪は『健太が深山の代表になるのなら深山に投資する』と言い出す事態に。これにより圭一は当主を健太に譲り、突如失踪。その後、ホームレスになったところを久美が発見するという、訳の分からない展開になっていました」(ドラマライター)

 この展開に、ネット上からは「なぜホームレス…?」「意味が分からない」「いくらなんでもめちゃくちゃすぎ」「付いて行けない」「極端すぎる」という混乱の声が殺到している。

 「そもそも圭一はスープにクルトンが入っていないというだけで激怒する男。にも関わらず、愛人のところにすら行かず、なぜホームレス生活に耐えることができたのかは謎。ホームレスになった理由も結局、作中で描かれることはありませんでした。いくらツッコミありきのドラマとは言え、このめちゃくちゃな展開に、ネットからは『ギャグドラマでも話の筋は通そうよ』『何やってもいいってわけじゃない』『雑過ぎ』『ちょっと強引すぎでは…』とドン引きの声が集まっています」(同)

 コメディドラマとは言え、最終回の詰め込みように多くの視聴者が付いて行けなかったようだ。

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