この日は、少子高齢化による人口減少について論じられた。年々減少する出生数だが、昨年は過去最低の81万人だという。ここで玉川氏は労働人口について言及。「働ける人は年寄りでも働くと。もちろん働けない人は、若くても年寄りでも働けないんだから、それは社会が支えなきゃいけない」としながら、「『働けないので若い人たちに養ってもらいます』という考え方自体をやめるべき」と主張。
すると、同じくコメンテーターの安部敏樹氏は「玉川さんが言うのは理想論」とした上で、「今の仕事の求人を見た時、高齢世代の求人は少ない」と指摘した。
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これに玉川氏は「初めから年金で生活するって考えてるから、自分のスキルを途中から上げるのを、やめようとする」と高齢者側に問題があると反論。「“高齢者側の甘え”が常にある」とも述べた。
さらにこの後、同氏は「高齢でも働くんだと。障害があっても病気があっても、みんなが働くんだと。そういう完全雇用を日本はめざすべきなんじゃないか」と持論。また、「『定年になったら年金で、旅行して暮らすんだ』というのは、これからはありません、と考えた方がいいと思う。というより、ない方向に必ず追い込まれて行くので」と財政上、国民の年金暮らしは期待薄と私見。
そして、「70歳になって働くなんてツラいという話ではなくて、ヨボヨボにならないように医学も進んでいきますから、そういう風な希望もある」と将来的には老化を抑止できると熱弁を振るった。
最後に、「むしろ今の30代、40代の人は将来的には70になっても元気なのだから、そこに備えて今からやりましょうという方向に日本を変えていくべき」と年を取っても働くことをポジティブに捉えようと呼びかけていた。
これに対して、ネットからは呆れ声が散見された。「希望的観測だな、そんなもんは」「なんの根拠もない」「なんで元気って断言できるんだ」「何そのSFな前提」「働けない人もいっぱいいる」「無理無理」「死ぬまで働けって希望が持てるんですか??」などツッコミが集中していた。