いよいよ明日6月1日から多くの商品が値上げする。翌7月と合わせると、食品の約3000品目の“値上げラッシュ”が見込まれているという。これについて、弁護士で元フジテレビアナウンサーの菊間千乃氏は「3000品目ってすごい数ですよね」と驚きつつ、「スーパーに売っているほとんどのものが上がっていくんだろう」と語った。
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また番組では、節約志向が高まる中で人気だった100円ショップにも今後は打撃が及び、さらなる値上げが予想されると紹介されていた。こうした現状を受けて、玉川氏は「本来は物価って、上がっていってしかるべきもの」と解説。
さらに、「本当はそっちが当たり前であるはずが、ずっとデフレだったからそういう(ネガティブな)意識になっちゃってる」と消費者感情を分析し、「多分、日本って世界の中でもトップクラスに値上がりに対して反感が強いみたいですよ」と、“多分”という言葉を使って説明。
続けて、同氏は「だからむしろ、値段が上がることは給料も増えるということなんだから」と主張し、「前も言ったけど、僕は子どもの頃って『物価は上がる』もんだと思っていたんだから。それがいつの間にか『物価は上がらない』という常識になっちゃったでしょ、若い人も含めて。でも、そっちの方が変なんだよね」と異論を唱えていた。
値上げは、資源価格の高騰に加えて円安の影響もあるのだが、玉川氏の持論に対してネットでは様々な意見が交わされた。「円安で輸入価格上がるのとは意味が全然違う、それじゃ給料が上がる訳無い」「減税して消費を喚起して内需拡大すりゃ済む話」「円安解決しても値下げしないよね」「まぁ玉川が子どもの頃は高度経済成長期で経済が常に右肩上がりって時代だったし、今の20歳ぐらいは基本不景気な時代しか体験してないから玉川みたいな印象は持ってない」と指摘する声もあった。